【MGC男子】まさか…日本記録保持者・鈴木健吾が棄権 ファイナルチャレンジでパリ切符の可能性

2023年10月15日 08:39

マラソン

【MGC男子】まさか…日本記録保持者・鈴木健吾が棄権 ファイナルチャレンジでパリ切符の可能性
<MGC>スタートする鈴木(右から2人目)ら男子の選手たち(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )】 上位2人が24年パリ五輪切符を獲得するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着のコースで行われている。
 男子で2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)には悪夢のレースとなった。序盤から本来の切れがなく。早々に集団から脱落。12キロ手前で歩き出すと、そのまま棄権し、道に座り込んだ。

 東京五輪切符を争った19年の第1回MGCは「少し爪痕を残せればいいかなぐらいの気持ち」で臨んで7位。五輪には届かなかったが、21年のびわ湖毎日で日本記録を樹立した。

 昨年7月の世界選手権は直前に新型コロナウイルスに感染して欠場。その後も順調さを欠き、今大会が1年7カ月ぶりのフルマラソンだった。今後はファイナルチャレンジでのパリ切符獲得を目指す。

 ▼パリ五輪への道 MGC上位2人がまず決定。残りの1枠は、MGCファイナルチャレンジで争う。男子は12月の福岡国際、来年2月の大阪、同3月の東京、女子は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズが対象大会。男子は2時間5分50秒、女子は2時間21分41秒の設定タイムを突破した記録最上位選手が代表に決まる。設定タイム突破者が出ない場合は、MGC3位の選手が代表となる。

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