【MGC】世界は衝撃記録に到達、日本勢のパリ五輪は入賞目標

2023年10月15日 11:20

マラソン

【MGC】世界は衝撃記録に到達、日本勢のパリ五輪は入賞目標
<MGC>パリ五輪内定を決め、笑顔を見せる(左から)一山、鈴木優、小山、赤崎(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )】 上位2人が24年パリ五輪切符を獲得するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着のコースで行われ、男子は2時間8分57秒で優勝した小山直城(ホンダ)、2時間9分6秒で2位だった赤崎暁(九電工)、女子は2時間24分9秒で制した鈴木優花(第一生命)、2時間24分43秒で2位の一山麻緒(資生堂)が夢切符をつかんだ。
 今後のファイナルチャレンジで男女とも残り1人が決定し、パリに臨む陣容が固まる。

 21年東京五輪では男子の大迫が6位、女子は一山の8位が最高だった。世界のレベルを見ても、パリで日本勢が目指すのは入賞だろう。小山、赤崎も「入賞を目標に頑張ります」と話している。

 9月のベルリンでは、女子のアセファ(エチオピア)が従来の記録を一気に2分11秒も更新する2時間11分53秒の世界新記録をマーク。今月のシカゴでは、男子のキプタム(ケニア)が五輪連覇中のキプチョゲ(ケニア)が保持していた記録を破る2時間0分35秒の世界新記録を叩き出した。

 2人ともパリ五輪出場に意欲を見せている。他にもアフリカ勢は強力。タイムを狙う高速レースとは違い、ペースメーカーのつかない夏場のレースとなる五輪だが、厳しい戦いが待ち受ける。

 ▼パリ五輪への道 MGC上位2人がまず決定。残りの1枠は、MGCファイナルチャレンジで争う。男子は12月の福岡国際、来年2月の大阪、同3月の東京、女子は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズが対象大会。男子は2時間5分50秒、女子は2時間21分41秒の設定タイムを突破した記録最上位選手が代表に決まる。設定タイム突破者が出ない場合は、MGC3位の選手が代表となる。

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