【MGC女子】福士加代子さん 後輩・一山麻緒「一気にいける子」 先頭2人に「2番でいい」

2023年10月15日 10:02

マラソン

【MGC女子】福士加代子さん 後輩・一山麻緒「一気にいける子」 先頭2人に「2番でいい」
福士加代子さん Photo By スポニチ
 【マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )】 上位2人が24年パリ五輪切符を獲得するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着のコースで行われている。
 女子を中継したNHKでは、マラソンで16年リオ五輪14位などトラックを含めて五輪4大会連続出場の福士加代子さんが移動車に乗って熱戦をリポートした。

 福士さんは東京五輪切符を懸けて争った19年の第1回MGCでは7位。その後のファイナルチャレンジでも五輪切符には届かず、22年1月の大阪ハーフマラソンを最後に現役を引退した。

 高級ブランド店が立ち並ぶ銀座通過時は自身が走った当時を振り返り「銀座楽しかったですよ~こんなお店あるんだって思いながらね。でもそこで油断しすぎちゃったんで」と苦笑。

 ほぼ先頭集団の顔ぶれが変わらないままレースは進んだが、23キロ過ぎで一山麻緒(資生堂)がスパート。一気に先頭集団から前へ出た。直後に細田あい(エディオン)が続いた。

 ワコール時代の後輩でもある一山のスパートに「一山ちゃんのあの思い切った走りは、チラチラ見て、いくよって感じが見えてましたね。出た時は一気にいけるので、あの子は」と解説。

 さらに「細田あいさんがついた感じになると、2人で逃げていける。このままガンガンいっちゃいそうなので。強みがある」があると指摘し、上位2人が代表権獲得となるだけに「1位がいいけど、2番でいいので。その分、2人でいける厚みとかペースを作りやすいかも。落ちても隣いるし、みたいなのがありそう」と語った。

 ▼パリ五輪への道 MGCの上位2人がまず決定。残り1枠は、MGCファイナルチャレンジで争う。女子は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズが対象大会。2時間21分41秒の設定タイムを突破した記録最上位選手が代表に決まる。設定タイム突破者が出ない場合は、MGC3位の選手が代表となる。

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