西村優菜は68で追い上げも初優勝に届かず「上だけを見て最後まで全力でプレーできた」米女子ゴルフ

2023年10月15日 16:55

ゴルフ

西村優菜は68で追い上げも初優勝に届かず「上だけを見て最後まで全力でプレーできた」米女子ゴルフ
西村優菜 Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー ビュイックLPGA最終日 ( 2023年10月15日    上海・旗忠花園GC=パー72 )】 9位から出た西村優菜(23=スターツ)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算12アンダーで8位に入った。
 渋野日向子(24=サントリー)、畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は4アンダーの41位、勝みなみ(25=明治安田生命)は2オーバーの63位だった。

 西村は終盤まで優勝争いに加わったが、17番と18番でバーディーチャンスを逃し、米ツアー初優勝にわずかに届かなかった。

 ホールアウト後、WOWOWのインタビューで「上だけを見て最後まで全力でプレーできた」と充実感をにじませた。

 14ホール中13ホールでフェアウエーをキープ、14ホールでパーオンするなどショットの精度が光った。

 4番で2メートルに付けてバーディー先行。7番は50センチに付けるスーパーショットでスコアを伸ばした。12番はグリーンを外し、アプローチも寄せ切れなかったが、2メートルのパットを沈めてパーを拾った。

 「7番はいいショットを打ててバーディーチャンスを作れた。そこからピンチが多いゴルフになったけど、うまくカバーできた。上も伸びていたので、何とか食らいついていこうとプレーした」

 13番は第2打を1メートルに付けてバーディー。16番パー3では下りのフックラインを沈めて首位と1打差に詰め寄った。

 「いいフックラインについてくれたので打ちやすかった。狙いにいったパットが入ってうれしかった」

 優勝を視界に捉えて残り2ホールを迎えると、17番パー5は2オン。9メートルのイーグルパットを1メートルに寄せた。しかし、バーディーパットがカップに蹴られた。

 最終18番でも第2打をピン奥2メートルへ。入れれば首位に並ぶチャンスを迎えたが、バーディーパットは外れた。

 3位に入ったアーカンソー選手権から3試合連続で上位争い。西村は「最終日にノーボギーでゴルフできているのはいいことだと思う。ただ最後決めなきゃ行けないところで決め切れていない。メンタル的な部分もあると思うので、強化して次につなげたい」と反省も踏まえ、先を見据えていた。

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