アメフト関学大 伝統の関京戦は全勝対決に 大村監督「京大、調子いいので楽しみですね」

2023年10月15日 18:28

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アメフト関学大 伝統の関京戦は全勝対決に 大村監督「京大、調子いいので楽しみですね」
<神戸大・関西大>第1Q、相手を振り切り突進する関学大RB前島(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   関学大35ー0近大 ( 2023年10月15日    王子スタジアム )】 関学大は安定の5TDで、近大を退けた。前人未到の甲子園ボウル6連覇を狙うシーズンでも、盤石の強さは変わらない。開幕4連勝で折り返し点を迎え、いよいよ次節から「4強」の直接対決。最初の関門は、復活の気配を見せる京大だ。
 「京大、調子いいので、楽しみですね」

 試合後、大村和輝監督は自ら話題を切り出した。関学大が「1強」だった草創期の関西学生リーグに初めて出現したライバル。両雄の死力を尽くした戦いが1980年から90年代にかけた隆盛の礎となり、レベルアップにもつながった。近年、京大の低迷が続くものの、「伝統の関京戦」は決して色あせない。戦力差とは別の次元で、指揮官は新生・京大を警戒していた。

 「(相手は)勝って自信がついて、勢いに乗ってくるでしょうね。割り切って、泥臭くやってこられると思うので、その辺りを気をつけないと…」

 迎え撃つ王者は、まだ万全の態勢ではない。昨年ミルズ杯(年間最優秀選手)を獲得しながら、今季未出場のDLトゥローターショーン礼(4年)について「いい感じになってきましたけど、もうちょっと待ってください」と出場可否の明言を避けた。近大戦で1シリーズだけ登場したQB星野秀太(2年)も、ベストで臨めるか微妙だ。守備陣が、どこまで相手QB泉岳斗(4年)を止めらるか。ディフェンスのパフォーマンスが勝敗のキーとなる。

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