今秋ドラフト1位候補の明大・宗山が骨折 侍J抜てきも無念…招集前のOP戦で右肩に死球 チームには帯同

2024年03月06日 15:05

野球

今秋ドラフト1位候補の明大・宗山が骨折 侍J抜てきも無念…招集前のOP戦で右肩に死球 チームには帯同
<日本代表・欧州代表>ノックを受ける小園(左)を見つめる宗山(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 欧州代表との強化試合(京セラドーム)に臨む侍ジャパンに大学生ながら抜てきされた明大・宗山塁内野手(3年)が右肩甲骨を骨折していたことが6日、わかった。NPBが診断を発表した。
 「10年に一度」と高い評価を受け、今秋ドラフト目玉候補の逸材でもある宗山。2月29日の明治安田生命とのオープン戦で右肩裏に死球を受け、4日のセガサミーとのオープン戦を欠場していた。

 5日に行われた公式練習では、同じ遊撃で憧れの源田にグラブを借りて手にはめ、意見交換もした。同じZETT社で革の色も同じグレー。ともにノックを受けて守備の柔らかさ、グラブさばきに目を奪われ「どんな打球でも捕れるんだろうな、と肌で感じられた」という。

 今秋ドラフトで複数球団による1位競合は確実。宗山を「契約金1億円と年俸1600万円は決まってるもんね」とドラフト1位選手の1年目の契約の最高条件を示してイジった源田も「よく足が動く守備。野球について頭を使っているのが会話から分かった」と感心していた。

 井端監督は「万全ではないが、ある程度いけるところまで来ている」と慎重に言葉を選びながらも先発起用する可能性を示唆。コンディションに問題がなければ7日の第2戦で「1番・遊撃」に大抜てきされる可能性があったが無念の発表となった。

 宗山は離脱せず、ケガの状態を確認しながらチームに帯同する予定。

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