【侍ジャパン】青学大・西川 初出場マルチ安打 いきなりお立ち台!「本当にうれしい気持ちでいっぱい」

2024年03月06日 22:32

野球

【侍ジャパン】青学大・西川 初出場マルチ安打 いきなりお立ち台!「本当にうれしい気持ちでいっぱい」
ヒーローインタビューで笑顔を見せる(左から)紅林、西川、山下(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン強化試合   侍ジャパンー欧州代表 ( 2024年3月6日    京セラD )】 侍ジャパンの西川史礁外野手(3年、青学大)が6日、「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」第1戦(京セラドーム)・欧州代表戦でトップチームデビューを果たした。途中出場ながら、2打席連続で初球を安打するなど2安打1打点と躍動した。
 試合後、こちらも初体験となるヒーローインタビューに臨んだ。「ありがとうございました!」と感謝し、「今まで経験したことがないような拍手をいただけて本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と初々しく挨拶した。代走での初出場に「本当に緊張したんですけど、ベストのパフォーマンス出すことができた」と照れ笑い。

 見事な初球攻撃について「自分の持ち味は積極的な打撃。発揮できたと思います」と胸を張り、今後に向けて「WBCに出たいなっていう思いが強い。プロに入って、またジャパンに入れるように頑張っていきたい」と意気込むと、大きな拍手が起きた。

 井端監督も西川について「緊張していたと思いますけど、初球から振れたのが彼のすごさ。自分の打撃してくれた。明日以降頑張ってほしい」と絶賛した。

 5回、四球で出塁した塩見に代わって出場。近藤の適時二塁打で追加点のホームを踏んだ。そのまま中堅の守備につくと、6回、2番・フルプが放った頭上を越えそうな打球に猛ダッシュ。フェンスに激突しながらキャッチし、場内を沸かせた。

 さらに6回に2死一、二塁からは初打席を迎えた。交代直後の相手投手の初球を思い切り振り抜くと、左翼線を痛烈に破る適時二塁打。ベンチも大盛り上がりだった。8回2死一塁の2打席目には、またも初球をフルスイングして左安打。ベンチの井端監督も「すごいわ」とうなって感嘆の表情を浮かべながら拍手を贈った。

 

 西川は今回史上初となるトップチームに招集された大学生4人のうちの一人で、今秋ドラフト1位候補。前日5日の公式練習では「凄く緊張したんですが、話しかけてもらって優しい方たちばかりでした」と初々しく練習を振り返った西川。ヤクルト・塩見と一緒に練習を回り「間近でプロ野球選手のバッティングを見られて凄く勉強になりました」と目を輝かせた。

おすすめテーマ

2024年03月06日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム