侍J 骨折判明の明大・宗山 青学大・西川の鮮烈デビュー「素直にうれしかったですし、悔しい思いもある」

2024年03月06日 22:55

野球

侍J 骨折判明の明大・宗山 青学大・西川の鮮烈デビュー「素直にうれしかったですし、悔しい思いもある」
<日本代表・欧州代表>選手紹介で整列に向かう宗山(中央)(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン強化試合   日本5ー0欧州 ( 2024年3月6日    京セラD )】 井端弘和監督(48)率いる日本代表「侍ジャパン」は6日、欧州代表と強化試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」第1戦(京セラドーム)を行い、初回に4番の村上宗隆内野手(24=ヤクルト)が先制打を放ち、大学生初出場となった西川史礁外野手(3年、青学大)も6回に初打席初球適時打を放つなど11安打5点を奪い、投げては6投手が完封リレーで完勝した。
 試合前に「右肩甲骨骨折」と診断された明大・宗山塁内野手(3年)はベンチで侍ナインの活躍を目に焼き付けた。

 試合後に取材に応じた宗山は「野球の動作の中で少し肩で気になるところはあるんですけど、治療もしてもらってますしずっと。だんだん確実に良くはなってるので、これからひどくなるっていうことはもうないと思います」と明るい声で答えた。

 痛みについては「動作の中でこう、バットを持って振り切った時とか、強く投げる、100に近い力感で投げる時に、やっぱり肩の痛みはあります」と明かした。

 ケガによって出場ができない無念さについて「こういった素晴らしい経験をさしてもらうために、まずこの代表チームに呼んでいただいたのにもかかわらず、プレーができないということはすごく申し訳ない気持ちですし、何も今プレーができない中で、やっぱり悔しさもあるんですけど、ベンチにも入れてもらえますし、帯同させてもらうので、いろいろ学びたいなと思ってます」。

 同じ大学生の野手でもある青学大の西川が鮮烈デビューを果たしたことについては「そうですね。素直にうれしかったですし、その中にも自分がここに出てやれたっていうところでは悔しい思いもあるので、負けないように頑張りたいと思います」と素直な思いを口にした。

 試合前には選手たちと外野付近で軽く体を動かしながら笑顔を見せる場面も見られた宗山。守備練習では、遊撃の守備位置で源田らとともにノックを受け捕球だけする場面も。「右肩甲骨骨折」の完治には通常で6週間から2カ月を要するが、今回のトップチームでの貴重な経験を目に焼き付け、さらなる進化につなげる。

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