【侍ジャパン】青学大・西川 村上に声掛けられ「本当に夢か現実か分からないぐらい光栄」歴史的デビュー

2024年03月06日 23:34

野球

【侍ジャパン】青学大・西川 村上に声掛けられ「本当に夢か現実か分からないぐらい光栄」歴史的デビュー
<日本・欧州>井端監督(手前)と握手を交わす西川(中央)(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン強化試合   侍ジャパンー欧州代表 ( 2024年3月6日    京セラD )】 井端弘和監督(48)率いる日本代表「侍ジャパン」は6日、欧州代表と強化試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」第1戦(京セラドーム)を行い、初回に4番の村上宗隆内野手(24=ヤクルト)が先制打を放ち、大学生初出場となった西川史礁外野手(3年、青学大)も6回に初打席初球適時打を放つなど11安打5点を奪い、投げては6投手が完封リレーで完勝した。
 途中出場ながら、2打席連続で初球を安打するなど2安打1打点と躍動した西川。試合を振り返り「緊張はしたんですけど、代走から入らせていただいて、そして次に守備で入ったんですけど、センターフライを取ることができて、緊張がほぐれて、打席の1打席目で初球からうまく打つことができたなと思います」と気持ち良さそうに汗を拭った。

 「塩見選手が塁に出たら代走で行くぞと言われていたのでそれに向けて準備をしていました」と歴史的な大学生初出場に至る経緯を明かした西川。美守で勢いづいて立った初打席初球初適時打を振り返り「本当に気持ちよかったです。初球からフルスイングするというのが自分の持ち味なので、本当に毎打席、甘く来た球は初球からどんな球でも行こうと思っているので、それをうまく発揮できたなと思います」と笑顔を見せた。

 大学生では4人選出で1番に試合に出た。「自分が代走から帰ってきた時に“緊張しちゃう?”とか、そういう言葉をかけてもらって、そのプレー中にその大学生同士で話して緊張がほぐれたなというのもありますし、また明日出番をいただけたら精いっぱい頑張っていきたいなと思います」と意気込みを語った。

 そして試合前に骨折が判明し、ベンチから声を出していた宗山の話を振られると「思い切っていけよって声をかけもらった。野手が2人ということで一緒に出たいなという思いはあったんですけど(宗山)塁の分も頑張っていけたらなと思います」と気遣った西川。未来の侍を担っていく2人の挑戦は、まだ始まったばかりだ。

 西川との主なやりとりは以下の通り。

 ――プロの先輩たちのプレーどうだったか。

 「本当に今まで経験できなかったことができたというのは、これから自分の野球人生につながってくると思いますし、また明日戦わせていただけるということで、精一杯頑張っていきたいなと思います」

 ――村上からは何か声をかけられたか。

 「そうですね。自分が行って帰ってきた時にナイスバッティングという声をかけていただきました」

 ――話してどうだったか。

 「本当に夢か現実か分からないぐらい、本当にそういう舞台に立たせていただけてるので、本当にそれは光栄だなと思いますし、これからもいろいろとこれコミュニケーションを取って自分のものにしていきたいなと思います」

 ――持ち味を大きい舞台で出せたことも自信になるのでは。

「そうですね。ほんとに自信にもなりますし、また明日いい結果を出せるように頑張っていきたいなと思います」

 ――座右の銘は。

 「そうですね。大事にしてることと言えば、いろんな方々に支えられて今こうして野球ができているので、本当に感謝という思いでいっぱいです」

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