日本テレビ「厨房のありす」プロデューサー語る② 女優・門脇麦の凄み「映らないシーンの撮影でも…」

2024年01月23日 07:00

芸能

日本テレビ「厨房のありす」プロデューサー語る② 女優・門脇麦の凄み「映らないシーンの撮影でも…」
ASDの天才料理人・ありすを演じる門脇麦(日本テレビ提供) Photo By 提供写真
 女優の門脇麦(31)が21日にスタートした日本テレビの主演ドラマ「厨房のありす」(日曜後10・30)で自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・ありすを演じている。
 これまでに解離性同一性障害の人など難役を演じてきた門脇。今作でも繊細な演技が求められるが、昨年1月期の同局ドラマ「リバーサルオーケストラ」でもタッグを組んだプロデューサーの鈴間広枝氏は「絶大な信頼があります。陰で緻密な努力を重ねて役に説得力をもたらしてくれる」と力強く語った。実際に動画資料などで、ASDにあるとされる話し方の研究を重ねてから現場で実践し、監修の専門家に意見を求めながら丁寧に“ありす像”を作り上げているという。

 また、鈴間氏はカメラに映らない部分での門脇の凄みも述べた。門脇がせりふを言いながら涙ぐみ、それを受けて共演相手が感情を表す場面を例に挙げ「相手だけを映すカットでは、せりふ前から涙ぐんで相手の気持ちを作りやすくしている。みんなが互いに高め合えるようなお芝居をしてくれるんです」と明かした。門脇が座長としてカメラ内外問わずに演技でドラマをけん引していく。(続く)

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