イッセー尾形 一人芝居の第一人者「続けてなかったら“人間とは何ぞや?”をここまで考えなかった」

2024年01月23日 15:25

芸能

イッセー尾形 一人芝居の第一人者「続けてなかったら“人間とは何ぞや?”をここまで考えなかった」
近鉄アート館の客席に座り、恒例の一人芝居をアピールするイッセー尾形 Photo By スポニチ
 俳優でコメディアンのイッセー尾形(71)が23日、大阪・近鉄アート館で、4月10日に同劇場で開幕する一人芝居「イッセー尾形の右往沙翁(うおうさおう)劇場」の取材会を行った。
 1980年代から「一人芝居」の第一人者として活躍し、独自のスタイルを貫く世界観。「これを続けてなかったら“人間とは何ぞや?”というのを、ここまで考えなかった。正解はなく、より疑い深く、深い人間研究。やればやるほど疑問が出てくる作業に、恨みと同時に感謝しています」と、独特の表現で分析した。

 毎年、さまざまなテーマに取り組みクスッと笑わせ、シニカルな表現で観客を深く考えさせる。「近鉄アート館は僕にとって貴重な表現の場。ここのおかげで日本中をツアーできたし、海外にも行けたし育ての親です。大阪のお客さんはつまんないモノには見向きもしません。でもそこがありがたい。ネタの弱いところが如実に分かります」と笑った。

 公演は4月10~14日。

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