【ミス日本「海の日」】有馬佳奈さん 現役東大生「リブレット構造」研究「種子島宇宙センターに行きたい」

2024年01月23日 05:20

芸能

【ミス日本「海の日」】有馬佳奈さん 現役東大生「リブレット構造」研究「種子島宇宙センターに行きたい」
ドレス審査に臨む有馬佳奈さん(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第56回ミス日本コンテスト2024 ( 2024年1月22日 )】 海洋業界への理解と関心を深める「海の日」には現役東大生の有馬佳奈さん(22)が選ばれた。「頭が真っ白。ただうれしいという気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。
 航空宇宙工学の研究者を目指している。「高校1年生の時に初めて飛行機に乗り“なんで鉄の塊が飛ぶのか”と興味を持った」。高校時代から「リブレット構造」という空力技術に関する研究を行い、英ケンブリッジ大で同構造に関するプレゼンをした経験もある。リブレット構造とは、抵抗を減らすため機体表面に施す、サメ肌をモチーフにした人工の微細構造で「リブレット構造を飛行機の表面に使うことで燃費を良くすることができる。それをさらに発展させていきたい」と意欲を示す。

 昨年9月に渡米した際、ロケットの打ち上げを間近で見て、その迫力に衝撃を受けたという。「地元の鹿児島にある種子島宇宙センターに行きたいんです」と目を輝かせる。20日にJAXAの無人探査機が月面着陸に成功した瞬間はリアルタイムで視聴していたそうで「ミス日本を直前にして夜更かしはいけないのに、深夜の2時頃まで見てしまいました」とはにかんだ。

 「工学という分野は女性が少ない。ミス日本『海の日』として“私は工学の勉強をしています”と発信することで女性の研究者が増えるきっかけになれたら」。日本一美しい研究者として、工学女子の道を切り開いていく。


 ◇有馬 佳奈(ありま・かな)鹿児島県出身の22歳。東大教養学部理科1類に在学中。趣味は将棋で、高校時代は全国大会に3度出場。戦術にこだわりはないが居飛車、飯島流引き角戦法にハマっていた。1メートル57。

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