松本人志 報道から3週間余りでの提訴に弁護士が見解「どこを争点にして、どう戦うか方針が固まったと」

2024年01月23日 15:44

芸能

松本人志 報道から3週間余りでの提訴に弁護士が見解「どこを争点にして、どう戦うか方針が固まったと」
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が23日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、「ダウンタウン」松本人志(60)が性加害疑惑を報じた週刊文春の発行元・株式会社文芸春秋などを提訴したことについてコメントした。
 吉本興業は同日、松本が飲み会で女性に性的行為などを強要したとの疑惑を報じた週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと発表した。

 同誌が疑惑を報じたのが昨年12月27日。それから3週間あまりでの提訴となった。野村氏は「いろいろと検討してきた結果、どこを争点にして、どう戦うか方針が固まったんだと思う」と、このタイミングでの提訴について解説。同誌はその後も疑惑の続報を報じているが、訴えは最初の記事のみに限定している。野村氏は「性的行為やそれを強要したことはないという、その1点に争点を集中させようということで、今それが紛争の形として固まったんじゃないかな」と見解を示した。

 松本の代理人弁護士は、元検事でコンプライアンスや危機管理に強い田代政弘氏。野村氏は「もし松本さんが真実、こういうこと(報道の事実)があって、吉本興業に迷惑をかけた部分がもしあると、吉本興業が将来、松本さんに対して損害賠償を起こす可能性もあるわけです」と、吉本興業との将来的な利益相反の可能性に説明。「同じ弁護士が原告、被告の方を弁護することになってしまいますので、それが想定される以上は受任できないというのが基本的なルール。松本さんがご自身で探してこられた弁護士を付けたということだと思います」と推測した。

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