大谷昭宏氏 裏金釈明会見で“逆ギレ”の谷川弥一議員に「日本の政治ってこんなもの…本質を物語っている」

2024年01月23日 14:17

芸能

大谷昭宏氏 裏金釈明会見で“逆ギレ”の谷川弥一議員に「日本の政治ってこんなもの…本質を物語っている」
大谷昭宏氏 Photo By スポニチ
 ジャーナリストの大谷昭宏氏(78)が23日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る事件で、政治資金規正法違反の罪で東京地検特捜部に略式起訴された谷川弥一衆院議員(自民党を離党)に言及した。
 谷川議員は前日22日に地元の長崎県大村市で記者会見を開き、議員辞職願を提出したと明らかにした。裏金化した多額の還流については「飲食や会合など政治活動に使った」と述べるにとどめ、経緯など詳細は明らかにしなかった。

 昨年12月、報道陣の取材に応じた際、質問を繰り返す記者に「頭が悪いね」と発言したことには「配慮が足りませんでした」と述べた。だが、記者からの質問が重なるにつれ「そっちで判断して」「もう辞めてきたんだから」などと声を荒らげる場面も度々あった。

 番組では会見での谷川氏の発言を紹介。使い道について「言わない」と答えただけでなく、派閥に入ったことへの後悔も「あるけど言わない」と発言した。なぜ不記載だったか追及されると「はい、はい、はい。すみません。すいません!すいません!」と最後は“逆ギレ”状態になった。

 この会見にジャーナリストでTBSスペシャルコメンテーターの星浩氏が「昨日の会見は一部謝ってますけど、事実関係は一切何もしゃべってない。会見の意味はほとんどありませんよね」と批判した。

 一方、大谷氏は「星さんは“会見の意味はほとんどない”っておっしゃいましたけど、今、我々がこのVTRを流すのはものすごい意味がある」と指摘。

 「“これですよ”と。“日本の政治ってこんなものなんですよ”って。これが今回の本質を物語っているじゃないですか」と皮肉を述べ「要するにお金の使い先が“言えない”って言ってますけど、報道によれば長崎の離島の振興だとかで、農水省、国交省とかいろんな役人とのパイプを作るために使ったのではないかと。地元もそれをある程度頼りにしていた」とした。

 そして「ほとんど東京でなく、地元の人がパーティー券買ってたと、それで今、ああいう形で横柄な会見をしてる。まだ日本の政治ってこんなとこなんですよという典型」と旧態依然であると辛辣だった。

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