玉川徹氏 松本人志の提訴に「どこを争ってくるのかなと思っていた」弁護士のコメントを見た印象は

2024年01月23日 13:36

芸能

玉川徹氏 松本人志の提訴に「どこを争ってくるのかなと思っていた」弁護士のコメントを見た印象は
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)が23日、レギュラーコメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、自身が飲み会で性的行為などを強要したとする疑惑を報じた「週刊文春」の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償のほか、記事の訂正を求めて、東京地裁に提訴したことについて、私見を述べた。
 今回の動きについて、意見を求められた玉川氏は「“提訴をします”って話は最初からあって、どこを争ってくるのかなと思っていた」としたうえで「今回の弁護士のコメントを見ると、会があったかどうかではなさそうですね」と印象を語った。

 その根拠として「女性週刊誌の報道で、被害者側の女性がお礼のメッセージを送っていたみたいのもある。それに対して、松本さんも“とうとう出たね”とXでもポストしている。(会をセッティングしたとされる)小沢(一敬)さんからのLINEという物証はあるようなので、会自体、つまり当初は事実無根と、吉本興業側は言ってましたけど、そこではなく、性的行為やそれを強要した事実、そこを争ってくるのかなというのを今のところは考えられますね」と見解を示した。

 吉本興業の公式サイトで22日、週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと発表。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。松本は報道を受け、8日に「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力するため」、事務所を通じ活動の一部休止を発表した。レギュラー出演している7番組を含む番組出演などは、収録していた分を除き、出演を自粛していく方針。

 サイトには松本の代理人弁護士のコメントを掲載した。「本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と説明。「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」と今後の方針を明らかにした。

 訴えを受け、週刊文春編集部はこの日、コメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とした。

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