菊間千乃弁護士「一部の事実だけが記事に出ている可能性が」松本人志側の“主張”で「印象は変わるかも」

2024年01月23日 13:25

芸能

菊間千乃弁護士「一部の事実だけが記事に出ている可能性が」松本人志側の“主張”で「印象は変わるかも」
菊間千乃弁護士 Photo By スポニチ
 弁護士の菊間千乃氏(51)が23日、レギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日「モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、自身が飲み会で性的行為などを強要したとする疑惑を報じた「週刊文春」の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償のほか、記事の訂正を求めて、東京地裁に提訴したことについて、印象を語った。
 菊間氏は「名誉毀損の場合、名誉毀損の違法性が阻却されるためには週刊文春側が公共性、公益性というところと、真実の証明、もしくは真実相当性の証明をしていくということ。文芸春秋側が“自信がある”と言ってますけど、性加害的な、記事に書いてあるようなことがあったんだということをきちっと立証できるかということがポイントです」と解説。裁判での松本側の動きについて「客観的な物理的な証拠があれば、明らかだと思う。録音とか録画したものとか。ただ、8~9年前の出来事なので、おそらくそういうものもないということになると、証人尋問。今回記事に出た女性の方が“裁判になったら説明します”とおっしゃってますが、その方が(裁判に)出てくると、結局、言った言わない、という話になる。そうすれば松本さん側も“女性が言ってることは事実と違います”と主張していく。証人尋問になっていくので、なかなか難しいかなと思いました」と見解。

 「両方がそれぞれの主張をして、裁判所がどっちが言っていることが合理的かということを判断していく」とした。

 そのうえで「私たちが知っている、報道されている事実がすべてだとは限らない」とも。「一部の事実だけが記事に出ている可能性があって、松本さん側は“いやいや、そういう事実はあったかもしれないけど、こういう事実もある”というのも主張していくことで、今、抱いている印象は変わるかもしれない」と私見。「何が出てくるかは今の段階では何とも言えないですね」とも語った。

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