松本人志 5億5000万円請求額を弁護士が解説「これだけ活躍…額が大きくなるのはあり得る」

2024年01月23日 16:07

芸能

松本人志 5億5000万円請求額を弁護士が解説「これだけ活躍…額が大きくなるのはあり得る」
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が23日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、「ダウンタウン」松本人志(60)が性加害疑惑を報じた週刊文春の発行元・株式会社文芸春秋などを相手取り起こした訴訟で、請求額についてコメントした。
 吉本興業は同日、松本が飲み会で女性に性的行為などを強要したとの疑惑を報じた週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと発表した。

 請求額は5億5000万円。その内訳について、野村氏は休業損害、逸失利益を挙げた。「休業損害というのは、約束していた仕事がこれでやれなくなったという損害と、逸失利益というのは、将来、得られたであろうというものが得られなかったということです」と解説。「場合によっては違約金なんかを求められてくる可能性もあります。たとえばコマーシャルなどが使われなくなると、そこで違約金を払わなきゃいけないということになると、それも損害になってくる」と付け加えた。

 テレビ番組では7本のレギュラーを持ち、数々のテレビCMに出演するなど、影響力の大きい松本。野村氏は「これだけ活躍されている方だと、額が大きくなるというのはあり得ることだと思います」と説明した。

 吉本興業は22日、週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと公式サイトで発表。同サイトに掲載された松本の代理人弁護士のコメントでは、「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」と、今後の方針を明らかにしている。

 訴えを受け、週刊文春編集部はコメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」としている。

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