南部虎弾さん「献体」で死後も“体張る” 臓器提供は持病で断念も「散々医師の世話になってきたので」

2024年01月23日 05:00

芸能

南部虎弾さん「献体」で死後も“体張る” 臓器提供は持病で断念も「散々医師の世話になってきたので」
電撃ネットワーク・南部虎弾さん Photo By スポニチ
 脳卒中のため20日に死去した「電撃ネットワーク」の南部虎弾さん(享年72)の訃報から一夜明けた22日、南部さんの遺体が医学界発展のための解剖に使われる「献体」として提供されたことが分かった。
 南部さんは生前、死後に臓器提供する意思を示していたが、糖尿病などを患ったため断念。由紀夫人と相談の上、献体として大学病院に遺体を提供することを決めていたという。事務所関係者によると、南部さんは「散々医師の世話になってきたので、何か恩返しがしたい」と周囲に理由を説明していたという。

 献体のための解剖はこの日行われ、終了後に都内の斎場に遺体が安置された。メンバーのダンナ小柳(55)や今日元気(35)らが訪問。小柳は「(死を)受け入れられていない自分がいる。悲しいという感覚がまだ湧かない」と心境を吐露。南部さんの遺体には、サングラスやパフォーマンスの際の横に伸びた特徴的なヘアセットを施したことを明かした。今日も「散々泣いたので、もう泣かない。やるしかない」と語り、南部さんの遺志を引き継いでいくとした。

 葬儀について、小柳は「葬儀で喪服を着るつもりはない」と宣言。普段パフォーマンスで着ている赤いつなぎで葬儀に参列することも明かし「派手に明るくにぎやかに送る」と、電撃ネットワークらしく見送ることを誓った。

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