鈴木紗理奈 文春側提訴の松本人志側の会見求める「松本さんのイメージがどんどん悪くなるのも心配」

2024年01月23日 16:10

芸能

鈴木紗理奈 文春側提訴の松本人志側の会見求める「松本さんのイメージがどんどん悪くなるのも心配」
鈴木紗理奈 Photo By スポニチ
 タレントの鈴木紗理奈(46)が23日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、自身が飲み会で性的行為などを強要したとする疑惑を報じた「週刊文春」の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償のほか、記事の訂正を求めて、東京地裁に提訴したことを受け、松本側の記者会見の必要性を訴えた。
 今回の動きに意見を求められた鈴木は「やっぱり性の問題、SEXをする・しないっていう問題って、凄い難しいことだと思う。男女間の問題で、好き同士でも誤解があったり(する)」と前置きしつつ、「たぶんこの問題を通して、相手が本当に同意をしてくれているのか、相手が嫌がっていないのか、立場上、強要する立場にないのかと、時代も変わって、流れでそういうことしちゃったということが昔はあったかもしれないけど、今現代ではそういうことって相手を気遣っていかないとダメだよねってことを、松本さんとか関係なく、私たちみんなが共有していかないとダメだなと今回思った」と語った。

 そのうえで「裁判の間、お休みするという松本さんの意志なので、それは尊重したいと思うんですけど、裁判が2~3年かかるのなら、(松本をその間)見られなくなる残念さと、2~3年、文春は記事を書き続けることができる。そのたび、テレビは報道することになると思う。松本さんの意見が聞けてない中で、偏っていかないのかという」と問題点を指摘。「報道は中立を意識するけど、松本さんの意見が無さすぎるので、そういう意味では記者会見なり、松本さんが開いてくださればもうちょっと中立が(保てる)」と見解。「報道ばっかりだったら、本当にそういうイメージばかりがついてしまうんじゃないかなと思う」とし、「松本さんのイメージがどんどん悪くなるのも心配。週刊誌の恐ろしさも感じますね」と話した。

 この意見に、MCの石井亮次アナは「記者会見をやることは可能?」と聞かれた菊池幸夫弁護士は「かまわないと思いますよ。ただ、裁判中ということで、いろいろと慎重になるという方は多いですけどね。松本さん側は、裁判でこういうことを主張していますということアピールすることはあると思う」とした。

 吉本興業の公式サイトで22日、週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと発表。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。松本は報道を受け、8日に「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力するため」、事務所を通じ活動の一部休止を発表した。レギュラー出演している7番組を含む番組出演などは、収録していた分を除き、出演を自粛していく方針。

 松本の代理人弁護士のコメントを掲載した。「本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と説明。「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」と今後の方針を明らかにした。

 訴えを受け、週刊文春編集部はこの日、コメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とした。

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