TBS「さよならマエストロ…」① 天才の父と天才じゃない娘、すれ違う親子の物語

2024年02月19日 07:00

芸能

TBS「さよならマエストロ…」① 天才の父と天才じゃない娘、すれ違う親子の物語
ラテ欄連載・さよならマエストロ(1)主演の西島秀俊 Photo By 提供写真
 オーケストラを題材に親子の絆の再生を描くTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(後9・00)。天才指揮者の父(西島秀俊)と、反発する娘(芦田愛菜)が少しずつ距離を縮めていく物語だ。
 東仲恵吾プロデューサーは「脚本家の大島里美さんと“ちょっとしたすれ違いの親子の話を作りたい”と話をしていたことが始まりだった」と明かす。

 キーワードとしたのは「天才」だ。

 「言い方は悪いですけど、天才は凡人の方の気持ちが分からないとか、自分が行ききっている故に逆に周りに迷惑をかけているとかあるじゃないですか。そういう天才の下に生まれた子供が仮に天才じゃなかったらどうなんだろうとか、そんなことをイメージして作り上げていきました」

 そうした天才で頭に浮かんだのは指揮者。「究極の芸術だと思う。自分で奏でるわけじゃないけど、指揮者によって音楽が変わる。凄く偉大な存在で興味深かった」という。街ではいたるところでBGMが流れ、日常は音楽であふれている。親子の話に音楽の要素をブレンドさせて物語を作り上げていった。(続く)

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