THE RAMPAGE・武知海青 グループ屈指の肉体派、ライブもプロレスも一本勝負「血がたぎる」

2024年02月19日 05:00

芸能

THE RAMPAGE・武知海青 グループ屈指の肉体派、ライブもプロレスも一本勝負「血がたぎる」
プロレスデビューに向けて鍛え上げた体を披露する武知海青(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが“推しのパーツ”を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回は25日に東京・後楽園ホールで「DDT」のリングからプロレスラーとしてデビューする「THE RAMPAGE」のパフォーマー武知海青(26)。グループ屈指の肉体派が、試合に向けてさらにビルドアップ。その「腕」は、まるで樹齢1000年を超える大樹の枝のような存在感です。 (吉澤 塁)
 拳を握り締め力を込めると、全身の筋肉がジワジワと隆起する。肩の三角筋に始まり、上腕、前腕の力強い盛り上がりは、1000年を生きてなお荒ぶる大樹の枝のようだ。脂肪がそぎ落とされ、血管が脈打つ浅黒い肌にはゴツゴツした樹皮のような力強さを感じた。

 「年末は78キロくらいでしたが、試合に向けて7~8キロくらい増量しました。都合がつく日は極力毎日、ジムや道場でトレーニングをしています。ボディーメーク自体は18歳くらいからやっているので体調やストレスのケアをしつつ、たくさん動きながら、タンパク質を中心に摂取する食事を心がけています」

 アーティストがここまで本格的にレスラーとしてデビューするのは芸能界でも極めて異例。2022年放送のABEMAドラマ「覆面D」にレスラー役で出演し、その才能を団体関係者に高く評価されてのオファーを「自分の可能性を広げるチャンスだと思った」と振り返る。

 普段はステージから躍動感あふれる激しいダンスでファンを魅了するが、今回はその肉体を対戦相手にぶつけることでリング上から沸かせる。ただ客層は自身のファンだけでなく目の肥えたプロレスファンも多い。“アウェー”な舞台ではあるが「初めましての方に自分を知ってもらえるチャンス。ライブもプロレスも本番一発勝負は変わらない。今は血がたぎっています」と鼻息荒い。

 現在は本番に向けて稽古に集中しており、技をかけたり受け身を取る練習に余念がない。「何度練習しても、やはり人に攻撃することには抵抗感はありますね」と本音もチラリ。それでも心を鬼にして、ド派手な必殺技を考案中だという。「僕たちは拳を突き上げるのが象徴的なポーズ。そんな要素も入れられたら」。鍛え抜かれた腕からどんなフィニッシュブローが飛び出すのか、目が離せない。


 ≪「いつかは芸能界初のチャンピオンベルトを」≫ 25日の試合は、武知、上野勇希(28)、勝俣瞬馬(31)が、遠藤哲哉(32)、岡谷英樹(23)、正田壮史(22)と戦う6人タッグマッチ形式となる。デビューが決まってからは何度も後楽園ホールに足を運んでいるといい「会場中が一体となってカウントを数えたり歓声を上げたり一つになっている。音楽の会場とはまた違う独特の雰囲気」と印象を語った。「もちろん本業はアーティスト。でも試合で結果を残して、1回限りではなく今後も長く続けていきたい。いつかは芸能界初のチャンピオンベルトを巻きたい」と力を込めた。

 ◇武知 海青(たけち・かいせい)1998年(平10)2月4日生まれ、兵庫県出身の26歳。2歳からダンスを始め、小学5年生の時には水泳のジュニア五輪に出場。22年にはTBS「最強スポーツ男子頂上決戦」で優勝した。

 ◇THE RAMPAGE(ザ・ランページ)3つのオーディションを経て集まった候補者16人で14年に結成し、17年にシングル「Lightning」でデビュー。18年に初アルバムをリリース。今月14日に初のベストアルバム「16SOUL」「16PRAY」を2枚同時リリース。

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