玉川徹氏 ナワリヌイ氏急死で日本に警鐘「こうならないように常に考えておかないと、いつの間にか…」

2024年02月19日 16:19

芸能

玉川徹氏 ナワリヌイ氏急死で日本に警鐘「こうならないように常に考えておかないと、いつの間にか…」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が19日、コメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演し、ロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が死亡したことについて自身の意見を述べた。
 ロシア当局は16日、ナワリヌイ氏が収監先の北極圏の刑務所で死亡したと発表した。死因は突然死症候群と発表しているが、遺体の所在は不明となっている。遺族にも遺体は引き渡されていない。

 来月、大統領選が行われる中での出来事。玉川氏は「本当にひどいなと思いますね。法と法の運用によってこういうことが行われているふうに見えるんですけど」と失望感を口にした。

 プーチン政権と対立し続けたナワリヌイ氏は20年、毒殺未遂に遭いドイツで療養生活を送った。帰国後の21年に逮捕され、過去の経済事件や過激派団体を創設したとして、収監されていた。

 玉川氏は「拘束されたのも、暗殺未遂みたいなことがあって、ドイツで療養して出頭できなかったからといって拘束されたりしているんですよ。一応、法律はそうなっているんだろうけど、これだけ恣意的な法律と恣意的な運用をされて」とコメント。民間軍事会社を率い、軍部への対決姿勢を見せたプリゴジン氏が昨年、飛行機の墜落事故で死亡したことにも触れ、「これはもう、そうとしか思えないようなことが進んでいくじゃないですか?」と首をかしげた。

 翻って日本の現状にも言及し、「こういう国にならないだろうと日本も思ってると思うんです、多くの人が。でも、いつの間にかなっていくんですよ、こういうふうに」と指摘。「自分の国だけはこうならないように、常に考えておかないと、いつの間にかなっちゃう危険性があるので、気を付けなければいけないとあらためて思いました」と、危機感を口にした。

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