野口健氏、被災地は「ボランティアが足りない」 “現地入り”を叩くネット民にチクリ「萎縮しないで」

2024年02月19日 12:43

芸能

野口健氏、被災地は「ボランティアが足りない」 “現地入り”を叩くネット民にチクリ「萎縮しないで」
アルピニストの野口健氏 Photo By スポニチ
 アルピニストの野口健氏(50)が、X(旧ツイッター)を更新。能登半島地震の被災地を支援する中で「ボランティアが足りない」と体感したと言い、自身の思いを語った。
 野口氏は現在、自身の過酷な登山経験から、被災地に必要と思う寝袋やエアマット、携帯ウォシュレット、ソーラーランタンなどを被災地に届ける活動を行っている。

 そんな中、「被災地はボランティアの数が過去の災害に比べ圧倒的に少ない」と感じていると告白。この日、「SNSに萎縮 災害ボラ諦める人も」と報じられたニュースを引用し、「半島だけにアクセクしにくい、渋滞が激しかったなど、様々な要因があるかと思いますが、しかし“萎縮”される必要はありません」と呼びかけた。

 ボランティアによるマナーがたびたび話題になる中、「もちろんボランティアにもマナーや決められたルールを守る必要はあります」とした上で「独りよがりの行動はむしろ迷惑になりますが、ちゃんと調べて、準備をしてからボランティアに参加されれば大変、助かります」と説明。

 「SNSでの誹謗中傷で萎縮」と報じられた点については、「しかし、今はそんな事を気にしている場合でもないのだろうと。ルールやマナーをきちんと守ってさえいれば少なくとも被災された方々から批判されることはない」と主張。

 「SNSでの誹謗中傷の大半は部外者によるものだと過去の経験から感じています」とし、「僕も何度も“売名行為”云々と書き込まれてきましたが、しかし、被災地に通ってこの現場を前にしたらそんな誹謗中傷に構っている余裕は全くなくなります」と明かした。

 「被災地でのボランティア活動に慣れていない方はNPO団体など被災地で長く活動をしている団体などにアクセスをしてみるのも一つの方法」と呼びかけ、「被災自治体の首長の皆さんと意見交換していますと、今1番困っているのは“ボランティアの数が少なすぎる”と口をそろえます」と、ボランティア数が圧倒的に足りないと吐露。

 「能登半島の被災地域は全国でも最も高齢者が多いエリア。家具の運び出し、瓦礫の撤去、医療や介護などの専門知識を持った方々、美容師などあらゆる業種の方々、ぜひ、行政やNPO団体にアクセスを試みてください。今、最も必要とされているのはボランティアによるマンパワーです」と呼びかけた。

おすすめテーマ

2024年02月19日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム