長嶋一茂 熊本の半導体バブルに「地元の方は悲喜こもごもで、不動産業はもちろんウハウハなんだろうけど」

2024年02月23日 09:24

芸能

長嶋一茂 熊本の半導体バブルに「地元の方は悲喜こもごもで、不動産業はもちろんウハウハなんだろうけど」
長嶋一茂 Photo By スポニチ
 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が23日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。熊本県に空前の“半導体バブル”が訪れていることについてコメントした。
 34年ぶりに日経平均株価が史上最高値を更新する中、人口4万3000人の熊本県菊陽町に半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の工場が建設され、土地の価格は急上昇し、アルバイトの時給も2000円にアップ。地元タクシー会社では、1カ月で100万円以上の売り上げをマークする運転手もいるという。地価上昇率は、菊陽町が25・5%で全国3位、隣接する大津町は30・2%で全国トップとなっている。

 菊陽町に建設された第1工場では24日に開所式を行う予定で、建設予定の第2工場には、政府が約7300億円を助成する方針を固めたことが判明。

 経済安全保障の観点から、半導体の安定供給体制構築を後押しするのが狙い。巨額支援により、雇用を含めた地域経済活性化への期待が高まっている。

 一茂は「地元の方は悲喜こもごもで、不動産業はもちろんウハウハなんだろうけど、実際に高齢者も多いと聞きますし、自分たちは何もしていないのに勝手に物価が上がっていったみたいな話。今までこの金額で買えたのに、今こんなにするのみたいな。安い値段で売ろうと思っていた店が閉店に追い込まれる。ラーメン店は繁盛するかと思いきや人件費が高くなり過ぎて、人員確保が大変にもなるという、複雑な心境なのでは。喜んでいる人は喜んでいるんだけど」と指摘。

 そのうえで「ここの結論は、僕はいつも一緒で、これもある意味インバウンドのリスクと同じことですからローカルプライスという提案をいつもさせていただいているんですけど。これは分けないと。優遇とか冷遇とかっていう議論になるんじゃなくて、実際に地元の人で困ってしまう人もいる。考えた方がいいと思うな、ローカルプライスを」と自身の考えを話した。

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