「光る君へ」吉高由里子、越前市の大河ドラマ館訪問「うれしいし照れくさい」 岸谷五朗は地元歓迎に感謝

2024年02月23日 14:19

芸能

「光る君へ」吉高由里子、越前市の大河ドラマ館訪問「うれしいし照れくさい」 岸谷五朗は地元歓迎に感謝
「光る君へ」の大河ドラマ館を見学した吉高由里子(左)と岸谷五朗 Photo By 提供写真
 大河ドラマ「光る君へ」(NHK)で藤原為時を演じる俳優の岸谷五朗が23日、福井県越前市を訪れ、大河ドラマ館のオープニングセレモニーに参加、地元から熱烈な歓迎を受けた。越前市は、越前国守として赴任する藤原為時が暮らした地。同時に娘の紫式部も生涯で唯一、都を離れて暮らし、都では経験できない人々に出会い、日野山や白山の雄大な山々に囲まれ、美しくも厳しい自然を体験。とくに、美しい越前和紙との出会いなど、越前での暮らしが、紫式部の感性を磨き、創作意欲をかきたてたのではと言われている。
 岸谷は同館に展示されている吉高由里子演じる主人公“まひろ”のパネルを持ってオープニングセレモニーに登場。会場は一気になごやかムードとなった。岸谷は「寒い中、大勢の方々に会場まで来てくださり、とてもうれしかったです。ドラマをやっていても、実際に見てくださる方々に会えることって実はなかなかないんです。今日は、皆さんの表情や笑顔がとても印象的でした。こういう機会をいただけたことに感謝しています」と語った。

 今回、大河ドラマ「光る君へ」の放送を契機に福井県内の官民連携協議会は越前市内の武生中央公園屋内催事場内に「光る君へ 越前 大河ドラマ館」を開館。同館ではここでしか見られない大河ドラマのテーマを深堀した4K映像や、主人公・まひろが身につけていた衣装などの展示、ドラマ美術・衣装・書に込めた作り手の思いを解説した展示、藤原為時の居室と書道道具のフォトスポットでの記念撮影が楽しめる。また、「紫式部 想創庵」として、紫式部の体験から得たイマジネーションを五感で体感する創造の世界への旅へ誘う。紫式部の心の中とリアル、過去と現代を行き来するような疑似体験をできる。

 セレモニーに先立って22日には、吉高と岸谷が大河ドラマ館を見学。

 吉高は「ドラマ館が初めての経験。うれしいし、照れくさい。いろいろなことに興味を惹くよう丁寧に展示されていて、ドラマの世界を理解して見やすくなると思います。人と人とが点と点でつながって線になり、多くの方に足を運んでいただけるとうれしいですね」と感想。

 岸谷は「こんなにすごいと思いませんでした。美しくて、美術的で、すばらしい。親子で心を交わした1年で、対抗できない大きなものに挑んでいった場所。為時は非常に不得意な政治に向かい、まひろも心の穴がポツンと開いたタイミングとそれぞれ人生の転換期に越前にやってきました。こうした越前で開催される大河ドラマ館は特別に感じます」と話した。

 協議会の担当者は「越前市は紫式部が生涯で唯一、都を離れて暮らした地です。今回、親子そろって、為時さん(岸谷)とまひろさん(吉高)に、1000年の時を超えて越前にお越しいただいてうれしい。ますますドラマとともに、この越前市と福井県を盛り上げていきたいです」と語った。

 大河ドラマ館は、12月までオープン予定。

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