藤井聡太王将 5歳で味わった将棋の“成功体験”「コテンパンに負かされていたら、嫌になっていたかも」

2024年02月23日 23:02

芸能

藤井聡太王将 5歳で味わった将棋の“成功体験”「コテンパンに負かされていたら、嫌になっていたかも」
藤井聡太8冠
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=が、23日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋 49年目突入SP」(後7・54)にゲスト出演し、将棋にはまるようになった幼少期の“成功体験”について明かした。
 5歳の時、祖母の手ほどきで将棋を始めたという。「当時はなかなか難しい文字とかが読めないので、駒の動かし方が矢印で書いてある将棋のセットで始めたのがきっかけで」と、5歳児らしい微笑ましいエピソードを明かした。

 初めての対戦相手は、その祖母だった。「一番最初に対局したのは祖母だったんですけど、祖母も初心者で、始めてすぐに私の方が勝てるようになって。楽しくなって、どんどんはまっていったという感じでした」。勝つ喜びを知り、のめり込んでいった将棋の世界。司会の黒柳徹子が「(祖母が)道を作ってくれた」と話すと、藤井は「初めにコテンパンに負かされていたら、嫌になってやめていたかもしれない。初めに勝てたというのは、自分にとってすごく大きな体験で」と振り返っていた。

 そのまま将棋のエリート街道に進むかと思いきや、小学校時代に通っていた名古屋市の東海研修会では、5連敗を記録することもあったという。当時のスタッフは番組の取材に「負けると(盤に)覆い被さって泣いていましたね。泣いているというか、おえつを出して」と、藤井の負けず嫌いな一面を明かした。

 黒柳から「大泣きしていた」と振られると、藤井は「はい」と苦笑い。「子供のころは結構負けて泣いてしまうことも多くて、それだけ悔しかったということ」と話し、「今は泣いてしまうことはないですけど、悔しいという気持ちは当時と変わらずあります」と答えていた。

 テレビ朝日開局65周年記念を記念した特番で、藤井のほか女優・芦田愛菜(19)、タレントのマツコ・デラックス(51)もゲストで登場した。

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