鳥谷敬氏 宮城野部屋の暴行問題で密室状態を問題視「周りが放っておいたというか、言えない空気感とか」

2024年02月23日 15:20

芸能

鳥谷敬氏 宮城野部屋の暴行問題で密室状態を問題視「周りが放っておいたというか、言えない空気感とか」
鳥谷敬氏 Photo By スポニチ
 元阪神の鳥谷敬氏(42)が23日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、大相撲の宮城野部屋で後輩力士への暴行行為が発覚したことについて自身の考えを示した。
 北青鵬が、1年以上前から棒などで後輩力士を殴打する暴力といじめなど悪質な行動が判明し、日本相撲協会のコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)が師弟と宮城部屋の力士らに聞き取り調査を実施。協会は臨時理事会で処分を協議した末、北青鵬に引退勧告、宮城野親方には2階級降格と報酬減額処分を決めた。北青鵬は引退届を提出しており、協会はこれを受理した。

 北青鵬に引退勧告という極めて重い処分が下ったことについて、鳥谷氏は「出ているだけではそこまで行っていないと思うので、野球とかもそうですけど、部屋の中で、たぶん目が届かないところでいろんなことが起きていると(思う)」と推測した。

 暴行は1年以上前から起きていたとされる。鳥谷氏は「周りの力士が放っておいたというか、それを言えないような空気感とか、そういうところが問題じゃないかな」と問題を指摘した。

 昭和、平成初期までの根性論から、時代は大きく変わった。鳥谷氏は「根性論みたいなので小さいころはやっていました」と自身が育った時代を振り返り、「それが何でかと説明を受けないまま大人になって、自分が大人になって世の中が変わった時に、ギャップというのは感じます」と本音を語った。

 一方で、「スポーツだからOKみたいなところがなくなっていっているというのは、逆にこういうことが表に出ることによって、他のスポーツにとっても、こういうことがどれだけ重大なことか分かっていく」とし、「報道されるということは、ある意味では変わっていっていることかなと思いますね」と報じられることの意味を口にしていた。

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