マツコ 黒柳徹子の“生存確認”計画に賛同「テレビをやりちぎった姿を見せるのは、徹子さんくらい」

2024年02月23日 21:58

芸能

マツコ 黒柳徹子の“生存確認”計画に賛同「テレビをやりちぎった姿を見せるのは、徹子さんくらい」
マツコ・デラックス Photo By スポニチ
 タレントのマツコ・デラックス(51)が、23日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋 49年目突入SP」(後7・54)にゲスト出演し、司会の黒柳徹子(90)の生き様について思いを語った。
 黒柳は1953年のNHK開局からテレビ出演している、日本のテレビ女優第1号として知られる。20代で演技の勉強のため米国に渡るなど、その先鋭的な生き方は多くの人の人生観を変えた。

 マツコは「徹子さんくらい軽やかにずっとかっこ良く1人でいられるっていいなって思ってます」と拍手を送り、「かっこいいですよ。徹子さんが何のポリシーも発表するわけでもなく、生きてらっしゃるから、みんなあんまり意識していないと思うけど、相当進んでいる方ですよ。人生が」と続けた。

 「徹子の部屋」は今年で49年目に突入。前人未踏の大台まであと1年に迫った。マツコは「今は女性も1人で生きて行く人が普通だし、働いている女性もいっぱいいる」と前置きしながらも、「それを別に、私すごいことやってますよと言うわけでもなく、さらっと50年この番組をやっておられる」と、黒柳の鉄人ぶりを称賛。「普通、テレビができた瞬間にNHKにいた人なんだから、こうやって現役で50年間続く番組をやられてるって奇跡だと思うけど、それを奇跡って感じない、当然のように毎日、テレビを付ければ黒柳徹子がそこに映っているというのを、何の疑問もなく、日常生活でみんなが見ているというのが、これはもう、こんな人は出て来ないと思う」と熱弁した。

 昨年は黒柳の半生を描いた自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」がアニメ映画化された。子供のころに本を読み、感銘を受けたというマツコは、「小学生くらいの時に読んだから、子供のころからトップランナーよね」とも話した。

 マツコの熱いトークに、黒柳は「私、いいこと考えたのよ」と、あるプランを明かした。「昔ね。NHKって(時報を知らせる)時計(の放送)があって、パン、パン、パン、ピーン!って」。さらに「それを作っていただいて、私が着物を着て、(時計の横に)座って、私がおじぎすると、私が生きているってみんなが分かるのね。100をすぎて、毎日出るの。ある日、いなくなったら、“あ、いなくなった”って言ってもらうの」と、自身の“生存確認”のための計画を話した。

 黒柳のおちゃめな野望を聞いたマツコは、「本番中に最期までテレビをやりちぎった姿を見せるのは、徹子さんくらいしかいないと思うのよ」と賛同。「やろう、テレビ朝日、これ。やろう。100になったらやりましょう。それくらいやる義務があると思うわよ」と、制作スタッフに訴えていた。

 テレビ朝日開局65周年記念を記念した特番で、マツコのほか女優の芦田愛菜(19)、将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=もゲストで登場した。

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