フィリピンで製作「ボルテスV」実写リメーク版ついに日本公開!“47年記念日”に発表

2024年06月04日 10:00

芸能

フィリピンで製作「ボルテスV」実写リメーク版ついに日本公開!“47年記念日”に発表
映画「ボルテスV レガシー」の場面写真 (C)TOEI Co.Ltd,Telesuccess All Rights Reserved Photo By 提供写真
 1977年6月4日に第1話が放送されたテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」が、昨年フィリピンで「ボルテスV レガシー」のタイトルで実写映画化されて話題を呼んだ。「早く見てみたい」というファンの声が日本でも渦巻いていたが、10月18日に“生まれ故郷”での劇場公開が決定した。放送開始からちょうど47年となる4日に配給の東映が発表した。
 ボアザン星からやってきた軍隊の攻撃を受ける地球。スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング3兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人が、ひそかに製造されていた5機のマシンに乗り込んで戦いに挑む。さらに強大な獣型ロボット「ビースト・ファイター」を繰り出してくる敵に対し、5人は「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット「ボルテスV」となって立ちはだかる…。

 劇場版の内容はこんな感じだ。

 さて、70年代後半に制作されたテレビアニメは海外展開も盛んに行われたが、その中でも特に熱烈に迎えたのがフィリピン。主題歌「ボルテスVの歌」は第2の国歌とまで呼ばれるほどだった。半世紀近く経った今もその熱は冷めず、昨年、ついに実写映画版と90話(1話25分前後)に及ぶテレビシリーズという形に結実した。

 監督のマーク・レイエスは「『ボルテスV レガシー』の日本公開決定、おめでとうございます!『ボルテスV』への私たちの愛と情熱を感じて、楽しんでください!レッツ・ボルトイン!」とコメント。日本公開用に、フィリピン版の映画には含まれないシーンの追加を含む再編集を実施。さらには全編に及ぶリマスター作業を敢行して大幅にCGシーンのクオリティーをアップさせるなど、超電磁編集版に仕上げた。

 劇場版の他に、過去にフィリピンで放送されたテレビシリーズを日本のために特別編集したバージョンが今秋にTOKYO MXで放送されることが決定。フィリピンオリジナル版90話の日本公開についても準備が進行中だ。さらには原作のアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」のネガスキャンHDリマスター・ブルーレイが9月11日に発売されることも決まった。今秋、“ボルテスV熱”が大いに再燃しそうだ。

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