こだわり旬の旅
【南イタリア】太陽の国で味わう真っ赤なトマト 絶品マルゲリータに思わず「ボーノ!」
2024年09月06日 14:59
社会
CEOのハンニバル・パンクラッツィオさん(61)は「トマト缶は加工することで抗酸化物質リコピンなどの有用な栄養素が体に吸収されやすくなるだけでなく、摘みたての鮮度が保たれるため、旬以外では生よりヘルシー」と説明。しかも、同町一帯のトマトは6割がオーガニックで、その生産量はイタリアでトップだという。
早速ナポリのレストランでトマト缶料理を注文。パスタやトマトソース添え焼きナス、煮タコ、ラザニアなど、どの料理にもいいアクセントになっている。中でも忘れられないのが、ピザレストラン「ガエタノ アダモ」で味わったマルゲリータ。生地の上にトマトソース、モッツァレラチーズなどを載せ、450度の窯で焼くパフォーマンスが見られ、トマトの濃厚さともっちもちした生地などおいしさは格別。思わず「ボーノ(うまい)!」と覚えたてのイタリア語で叫んでしまった。
▽行かれる方へ 基本的にトマト工場は見学できないが、パンクラティオン社は予約すればOK。サレルノへはナポリから電車、バスで行ける。