大谷翔平、第1戦途中交代→第2戦スタメン二塁打にネット「超人でしかない」「本当に怪我だけは」

2023年08月24日 12:29

野球

大谷翔平、第1戦途中交代→第2戦スタメン二塁打にネット「超人でしかない」「本当に怪我だけは」
<エンゼルス・レッズ>第2試合の5回、右翼線に二塁打を放つ大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス―レッズ ( 2023年8月23日    アナハイム )】 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地アナハイムでのレッズとのダブルヘッダー第2戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に2試合連続安打を放った。
 初回無死一塁の第1打席は、1ボールからレ軍の先発右腕リチャードソンのチェンジアップを打って三ゴロ。2回2死一、二塁の第2打席はフルカウントからチェンジアップを左中間にはじき返したが、ダイビングキャッチされて中飛に終わったが、5回1死一塁の第3打席で初球のカーブを右翼線二塁打。この日のダブルヘッダー第1戦に右越え2ランを放っており、2試合連続安打とした。

 ダブルヘッダー第1戦には「2番・投手兼DH」で出場。メジャー単独トップとなる44号先制弾を放った直後の2回途中、突然のアクシデントのため降板した。試合も3回の打席で代打を送られて途中交代。球団は降板の理由を「腕の疲労」と発表した。大谷を欠いたチームは逆転負けで3連敗を喫し、借金は今季最多の5となっていた。

 第1戦で途中交代しながら、第2戦にスタメン出場して二塁打。インターネット上では「あの状態からとてもダブルヘッダーの2試合目は無理なんじゃないかと思ってたら出場してヒットを打っているのだからもう信じるしかない‥本当に怪我だけは大事に見極めて楽しめせてもらえたらと」「あぁ神大谷。プレーオフ絶望的ながらなおもチームに貢献しようとする姿。私は感激して涙でいっぱいです」「衣さんを超える鉄人になれ、翔平!」「超人でしかない。大谷さん」などの声が上がっている。

 フィル・ネビン監督は、第1戦の試合後、大谷の状態について「検査を受けている最中。彼は痛みはないと話していた。2週間前から感じていたものが初回の後に戻ってきた。言えるのはそれだけだ。まだ診断中だ」とし、「今は腕だけだ。言えるのはそれだけだ。痛みはないが、腕が違和感がある。だから疲労と発表した。現状では疲労だ。痛みはないが、違和感を覚えている」と説明していた。

 チームはここまで127試合を戦っているが、大谷はこのうち125試合に出場。5月2日(同3日)のカージナルス戦に欠場して以降は97試合連続でスタメン出場、投手としても23試合に登板している。

 通算の打撃成績は、125試合で462打数141安打、44本塁打、91打点、打率・305、17盗塁、投手成績は23試合で10勝5敗、防御率3・14となっていた。

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