巨人・原監督「勇人の右飛でホームを奪えるのは彼ぐらい」 浅い右飛で本塁生還した門脇絶賛

2023年08月24日 21:51

野球

巨人・原監督「勇人の右飛でホームを奪えるのは彼ぐらい」 浅い右飛で本塁生還した門脇絶賛
<巨・ヤ>6回、坂本の犠飛で生還した門脇(右)を出迎える原監督(撮影・尾崎 有希)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2023年8月24日    東京D )】 巨人はヤクルトを下して今季4度目の同一カード3連勝。貯金2として前日浮上した単独3位をキープした。
 2回にブリンソンの11号ソロで先制。1―0のまま迎えた6回には、3連続四球で築いた無死満塁から坂本の浅い右飛で三走・門脇が俊足を飛ばした好走塁。本塁生還を果たして待望の2点目が入った。

 さらにこの回、続く丸に特大の13号3ランが出て5点リード。5月23日以来の1軍登板となった先発右腕・赤星が7回3安打無失点の好投を見せると、その後は継投で逃げ切った。

 赤星は昨年9月11日の広島戦(マツダ)以来347日ぶりとなるプロ6勝目となっている。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――先発の赤星が好投。

 「非常にパワーピッチングというか、自分のなかで器用さが目立つ、そっちが先行することが、先行してしまうと、彼本来の(投球にならない)。今回に関しては非常にパワフルな感じがしてね、非常に見違えるぐらいファームの方でコーチを含め、本人もやってきたなという感じはしますね」

 ――先制はブリンソンの本塁打。打てば負けない。

 「ありがたいことでね。もう少し打つと勝率が上がるということなんでしょうか。よく分かりませんけど(笑い)。まあいいと思いますね」

 ――丸の3ランが大きかった。

 「丸と5年目かな、一緒のチームになって。ノースリー(3ボール)で“待て”というのはあまり出した記憶がないんですが、ノースリーからヒットした、スイングしたというのは記憶のなかでは初めてですね。見事なホームランだったと思います」

 ――門脇の好走塁。

 「あのスタートを切れた、ライトが捕って、いろんなのがあるでしょうけど、(坂本)勇人の右飛でホームを奪えるのは彼ぐらいかなと。チームが戦う上で、丸のホームランはあのへんから生まれてきたのかなと思いますね」

 ――ヤクルトに3連勝、明日から阪神3連戦。

 「チームの状態も非常にいいですし、雰囲気もいいのでその分を明日も持った形で戦いたいなと思います」

 【ブリンソンの今季本塁打】
4月4日 ○9―0DeNA(横浜) 浜口から中堅へ1号ソロ
4月23日 ○7―3ヤクルト(神宮) 吉村から左翼へ2号2ラン
5月3日 ○8―7ヤクルト(東京D) 高梨から中堅へ3号2ラン、木沢から左翼へ4号3ラン
5月27日 ●2―3阪神(甲子園) 及川から右中間へ5号2ラン
7月2日 △2―2阪神(東京D) 才木から右翼へ6号ソロ
7月28日 ○11―5中日(東京D) 田島から左中間へ7号ソロ
8月2日 ○9―2ヤクルト(東京D) 高橋から左中間へ8号ソロ
8月13日 ○8―1DeNA(東京D) 石田から左翼へ9号満塁
8月22日 ○8―4ヤクルト(東京D) 清水から左翼へ10号ソロ
8月24日 ○5―3ヤクルト(東京D) ロドリゲスから右翼へ11号ソロ

おすすめテーマ

2023年08月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム