大谷翔平 メジャー通算171号本塁打でメジャー24球団斬り イチローに並び日本選手最多

2023年08月24日 06:41

野球

大谷翔平 メジャー通算171号本塁打でメジャー24球団斬り イチローに並び日本選手最多
<エンゼルス・レッズ>第1試合の初回、先制2ランを放つ大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルスーレッズ ( 2023年8月23日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地での、レッズとのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手兼DH」で出場。初回の第1打席で4試合ぶりの44号本塁打を放ち、イチローに並び日本選手最多となるメジャー24球団からの本塁打を記録した。
 弾丸ライナーが勢いを失わないまま、右中間スタンドに突き刺さった。初回無死一塁、レッズ先発・アボットの投じた初球の内角寄り92・9マイル(約149・5キロ)直球を完璧に捉えた。白球は乾いた打球音を残し、右翼スタンド中段へと一直線。手ごたえを確信した大谷はゆっくりと一塁へと駆け出した。

 今月18日(同19日)レイズ戦以来、4試合ぶりの本塁打。打球速度は115・7マイル(約186・2キロ)、飛距離442フィート(約134・7メートル)、角度20度の完璧な当たりだった。

 メジャー通算171本塁打で、日本選手最多の松井秀喜にあと4本に迫った。さらにレッズからはメジャー6年目での初本塁打で、24球団から本塁打を記録。イチローと並ぶ日本選手最多の球団数となった。

 本塁打直後の2回の投球中に「右腕の張り」のため緊急降板。試合も途中交代した。新たな記録を打ち立てたが、今後の出場なども含め、心配されるアクシデントとなった。

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