巨人・原監督「大城とは違うね、良さがあるなあと」 好リードの岸田を高評価 赤星は次回も先発で

2023年08月24日 22:14

野球

巨人・原監督「大城とは違うね、良さがあるなあと」 好リードの岸田を高評価 赤星は次回も先発で
<巨・ヤ>6回、マウンドで檄を飛ばす原監督(左奥)(撮影・尾崎 有希)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2023年8月24日    東京D )】 巨人はヤクルトを下して今季4度目の同一カード3連勝。貯金2として前日浮上した単独3位をキープした。
 2回にブリンソンの11号ソロで先制。1―0のまま迎えた6回には、3連続四球で築いた無死満塁から坂本の浅い右飛で三走・門脇が俊足を飛ばした好走塁。本塁生還を果たして待望の2点目が入った。

 さらにこの回、続く丸に特大の13号3ランが出て5点リード。5月23日以来の1軍登板となった先発右腕・赤星が7回3安打無失点の好投を見せると、その後は継投で逃げ切った。

 赤星は昨年9月11日の広島戦(マツダ)以来347日ぶりとなるプロ6勝目となっている。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――坂本を5番に据えた。

 「まあ、勇人はどこの打順でもできると思う。まあ、門脇をその、機動力を使いたいというのが、そっちの方ですね、はい」

 ――赤星は6回無死1、2塁で見事な火消し。

 「まあ、あそこも真っすぐをね、なんというか信じて、えー、強く投げ込めているというのが、そこは良かったと思いますね」

 ――門脇の機動力を使えた。今後に生きる。

 「ねえ、非常に大きいと思いますね。バッティングも、きょうも打ったですし。そうですね」

 ――岸田のリードも良かった。

 「と思います。あのう、えーまた大城とは違うね、良さがあるなあと。このところ、少し自信もでてきたのかなあと。キャッチャーというのはやっぱり、えー、自信がないと、まあ、どこかにちょっと大げさかもしれないけど、信念みたいなものがないと、ね。やっぱり、迷いっぱなしになるポジションだから。そういう意味では、いい方向にいっていると思いますね」

 ――グリフィンはアクシデントという形になりましたけど、赤星は次回も。

 「変えるところはないと思いますよ」

 ――もともと赤星は中継ぎとして上げた。

 「いつ登録しようかというところはありましたけど、えー、当初、そういう予定でしたね」

 ――昨日の菅野に続いてチームを救う。

 「そうですね。だから、(菅野)智之が投げてくれたのが大きい。そうすると、彼を、赤星をいかせるのは中4日だったから。ですから、まあ、彼にとっても良かった。チームにとっても良かった、というところですね」

 ――パワフルな投球になったのはスタイル、精神的なところも含めてですか。

 「と思います。精神的なところ、全てにおいてね。やっぱり、変化球に頼るピッチャーというのはやはり、捕まえやすいピッチャーだしね。あれだけ、真っすぐも走っていたし、それを自信を持って投げれているというね、えー、それは良かったと思いますね」

 ――浅野が。

 「きょうは一つ反省するというとね、勝負はあやというのがあったり、あるいは分岐というものがあったり。ね、あそこはえー、あえて若武者に苦言を呈するとするならば、あそこの部分はね、簡単にスチールというのは、簡単にアウトになるようなスタートを切るのは絶対にダメなんですね。アウト、セーフというのは、セーフになれというのは難しい。ただし、間一髪でセカンド上で、えー、雌雄を決すると言うね、そういうものがないと。ああいうふうに、えースタート切ったの?みたいなね。えー、エンドラン?みたいなのではね。まあ、あそこでスタートを切れなかったときは止まるというのが、大きな、いいランナーの条件になりますね。そこはああいうものが、後半、こういうもつれる。彼がどうだというのではなくね、勝負はそういうものかなあと」

 ――試合の流れというか。

 「そうですね。やっぱり、なんというか5点というのは一番どうとっていいか分からない点数。6点というのはまあ、7割、8割的に。7点というのは、やっぱり大きな数字。その5という数字のなかで、あのう、スチールというのは完全にアウトになったのは、これはやっぱり我々の指導(力)不足というところですね。あれをセーフになれとは言わない。やっぱり、間一髪で、それでスタートを止めれるというのも指導しないといけない」

おすすめテーマ

2023年08月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム