ソフトB・有原 チームトップタイ6勝も「苦しかった」「次はテンポ、リズムのいいピッチングを」

2023年08月24日 05:00

野球

ソフトB・有原 チームトップタイ6勝も「苦しかった」「次はテンポ、リズムのいいピッチングを」
<ロ・ソ>2回、先頭の安田を投ゴロに取る有原(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク9―5ロッテ ( 2023年8月23日    ZOZOマリン )】 苦しみながらも必死に粘った。ソフトバンクの先発・有原は7回途中まで11安打を浴びるも3失点に抑え、和田と並んでチームトップとなる6勝目をマーク。右腕は「これだけヒットを打たれて苦しかった」と正直な思いを口にした。
 立ち上がりからピンチの連続だった。初回から4回まで毎回2安打されリズムに乗れない。初回、2回はいずれも2死満塁を何とか無失点に抑えた。3回以降は傷口を最小限にとどめた。3回にポランコから先制ソロ、4回に中村奨から左前適時打、7回にはポランコからこの日2発目のソロを浴びたが、失点は1イニング1失点に食い止めた。試合後は「こういうゲームになって責任を感じる」とまるで敗戦投手のようなコメントを残した。

 ロッテ戦は日本ハム時代から大得意。20年以来3年ぶり登板で連勝を6に伸ばした。それでも現状に満足しない右腕は、早大で同学年の中村奨から左前適時打された場面を振り返り、「いい場面で打たれてしまった。ああいう場面はしっかり抑えないと」と反省を忘れなかった。

 「次はテンポ、リズムのいいピッチングをしたい」と有原。残るシーズンの登板へ向けてすぐに視線を切り替えた。

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