慶応野球部OB会・天野会長も感無量…107年前の優勝旗見つかるかも?

2023年08月24日 05:05

野球

慶応野球部OB会・天野会長も感無量…107年前の優勝旗見つかるかも?
<仙台育英・慶応>スタンドにあいさつする慶応ナイン(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会最終日決勝   慶応8-2仙台育英 ( 2023年8月23日    甲子園 )】 スタンドで見守った慶応野球部OB会の天野雅道会長(65)も感無量の面持ちだ。「我々の野球部が107年も続いていることを自覚しつつ、襟を正さないといけないと改めて思いました」。慶大野球部でも活躍した同氏は「若き血」や「ダッシュKEIO」は聞き慣れていたが、同校独自の応援歌「烈火」が甲子園に流れると「物凄く心に響きました」と振り返った。
 1916年、慶応普通部が全国制覇した際の優勝旗は、太平洋戦争で消失されたと言われている。ただ横浜市港北区の同校地下2階ロッカーには、野球部などの資料がズラリとそろう。通称“開かずのロッカー”ながら、同会長は「一度調べてみないといけませんね」と話した。今回の優勝を機に、歴史的発見があるかもしれない。(伊藤 幸男)

 ≪アルプス席に3100人集結≫甲子園に若き血がこだました。この日は慶応側のアルプス席に生徒800人を含む約3100人が集結。アルプスだけでなく、外野席や一、三塁側内野席も慶応の得点に沸き上がった。大応援で圧倒した準決勝よりもさらに人数を増員。107年ぶりの夏制覇を後押しした。応援指導部の浜田英聖さんは「幼稚舎の子から、つえを突きながらも足を運んでくださった方まで。多くの方と応援できて最高でした」とやりきった表情だった。

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