巨人・赤星「本当にもう…最高の気分です」 成長うかがわせる3カ月ぶりマウンドで347日ぶり勝利

2023年08月24日 21:37

野球

巨人・赤星「本当にもう…最高の気分です」 成長うかがわせる3カ月ぶりマウンドで347日ぶり勝利
<巨・ヤ>ジャビットたちとポーズをとる赤星(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2023年8月24日    東京D )】 巨人の2年目右腕・赤星優志投手(24)が24日、3カ月ぶりに出場選手登録され、同日のヤクルト戦(東京D)に先発登板。プロ最多タイの8三振を奪って7回3安打無失点と好投し、昨年9月11日の広島戦(マツダ)以来347日ぶりとなるプロ6勝目をマークした。
 3回5失点KOされて今季4敗目を喫した5月23日のDeNA戦(東京D)以来93日ぶりの1軍登板。今月18日のイースタンリーグ・ヤクルト戦(ジャイアンツ球場)では4安打完封勝利を飾っており、そこから中5日でのマウンドとなった。

 初回いきなり1死一、二塁のピンチを招いたが、村上を併殺打に打ち取って無失点スタート。1―0で迎えた6回にも無死一、二塁のピンチを招いたが、オスナ三邪飛、村上三振、サンタナ左飛と相手の強力クリーンアップを抑えて得点を許さなかった。昨季4打数3安打1本塁打と打ち込まれていた山田は無安打2三振に抑え、村上も無安打1三振1併殺打。見事な116球だった。

 試合後、一人でお立ち台に上がった赤星はスタンドの大歓声に「ありがとうございます」と第一声。「本当にもう…最高の気分です」と勝利の味をかみ締めた。

 この3カ月間について聞かれると「ちょっと肩のコンディション不良とかもあって。なかなか思うようにはいかない3カ月だったんですけど。しっかり自分の課題を克服しながら、きょう勝つことができたので本当に良かったです」と感無量の様子。

 内容については「なかなか制球が定まらなくて。リズムのいいピッチングとはいかなかったんですけど。ストライクゾーンに強いボールを投げて、粘り強く7回まで投げれたので本当に良かったです」とし、無死一、二塁で主軸を抑えた6回については「最初の4月、5月に1軍にいたころは、あそこで打たれてしまっていたので、本当に粘り強く、最後は真っすぐで抑えられて本当に良かったです」と続けた。

 1―0の6回、門脇が坂本の浅い右飛で敢然と三塁からタッチアップし、2点目のホームインを果たしたシーンについては「速すぎてあんまり見えなかったんですけど」と冗談めかしつつ「点数になったので凄いうれしかったです」と笑顔。直後に飛び出した丸の特大3ランについては「本当にあれが凄い安心したというか。あそこで打ってくれて、7回のピッチングにつなげられたかなと思います」と感謝した。

 バッテリーを組んだ岸田からは試合中「真っすぐでどんどんいこう」と声をかけられていたといい、「自分も自信もって真っすぐでいけたのが凄い良かったかなと思います」と赤星。次回に向けては「与えられたところでしっかり仕事ができるように、全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」とファンに決意を語って締めくくった。

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