ネビン監督 緊急降板の大谷は「痛みはない」 打者でも交代…「すぐに検査を。今回は腕だから状況が違う」

2023年08月24日 09:29

野球

ネビン監督 緊急降板の大谷は「痛みはない」 打者でも交代…「すぐに検査を。今回は腕だから状況が違う」
試合後に大谷の状態について語るネビン監督(撮影・杉浦 大介通信員) Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地での、レッズ戦とのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手兼DH」で出場。44号先制弾を放った直後の2回途中に、アクシデントのため降板した。
 試合も3回に代打を送られて途中交代。球団は降板の理由を「腕の疲労」と発表。9―4でレッズに敗れた試合後、ネビン監督が 状況を説明した。

 ネビン監督との一問一答は以下の通り。

 ――大谷の状況は。
 「まだ検査を受けている最中だ。ご存知の通り、こういうことには時間がかかる。彼は痛みはないと話していた。2週間前から感じていたものが初回の後に戻ってきた。言えるのはそれだけだ。まだ診断中だ」

 ――球速が落ちていたが、故障の懸念は。
 「2回で交代したら、それが誰であっても故障を心配する。初回、球速が95、96マイルに達したのを目にしたが、2回には下がった。データでは球筋が普段と同じものではないと気づいた。球を見たあと、彼に確かめようと決めた」

 ――1~2回の間に大谷に何か告げられたのか。
 「いや」

 ――腕以外については。
 「今は腕だけだ。言えるのはそれだけだ。痛みはないが、腕が違和感がある。だから疲労と発表した」

 ――どんなテストを受けているのか。
 「多くのことをやっている。私は今、そこにいるわけではない。あなたたちとの話が終わったら、彼のところに確かめにいく」

 ――どこかに検査に行くのか。
 「私たちのドクターはここにいる」

 ――以前の登板時は降板後も打席に立ったが、今日、打者としても交代させた理由は。
 「すぐに検査を受けさせたかった。今夜もゲームがある。彼が今夜、出場できるかはわからないが、前回は指だったのが、今回は腕だから少し状況が違う」

 ――感覚の問題なのか、しびれを感じているのか。
 「現状では疲労だ。痛みはないが、違和感を覚えている」

 ――フィジカル面で壁に当たったのか。
 「いや。初回には115マイルの打球を飛ばした。疲れているのかと尋ねられたら、答えはノーだ。彼は私には正直だ」

 ――大谷は1回1/3しか投げなかったが、診断の結果次第で今週末に登板するか。
 「まず今日を乗り切って、その後に判断する。まずは現状を判断しなければいけない。まだ1週間後のことは考えない。彼が投げられないなら、先発できる投手はたくさんいる」

 ――今日の第2戦に大谷は出場するか。「これからドクターと話し合う。どんなことも可能性はある」

おすすめテーマ

2023年08月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム