今年初のモーニングショーの長嶋一茂「派閥はビジネスのにおい…もともと政策活動費というのがある」
2024年01月19日 10:57
芸能
首相は18日午前には「事務的なミスの積み重ねだと報告を受けている」と官邸で記者団に述べていたが、夜になり、岸田派解散について「検討している。政治の信頼回復に資するなら考えなければならない」と語った。他派閥に解散を求めるかどうかは明言を避けた。昨年12月まで岸田派会長を務めていたが、政治資金問題を踏まえて岸田派離脱を表明していた。
一茂は「そもそも論は皆さんが展開されると思うんだけれども、派閥の宏池会ができた時というのは、やっぱり日本の将来を憂いて、今後の政策をどうしたらいいのかとか、若手の議員の教育とか育成とか、あと派閥が多くなることによって党内での権力という部分での自分たちのポジショニングみたいなものを確保してという、圧力もかけれられるような団体ってところから始まっている」と言い、「最近は、派閥の人数が多ければ大きいパーティーをやりやすいと。大きいパーティーをやれるということは企業からのパーティー券の収益もそれだけ見込めるだろうと。つまり、最初は大義名分で派閥ってものが形成されたと思う」と話した。
そして、「最近のキックバックの事件、もう最近ではないな、かなり前からなんだろうけども。見ていると、どうも派閥をつくることによってビジネスっぽいにおいがしてきちゃうんです」とし、「そもそも政治ってなんでそんなにお金がかかるのかなっていうところからも、もう1度考えて欲しいし、もともと政策活動費というのがあるわけだし、交通費だって出るわけだし、(一部の)人件費だって出るわけじゃないですか。それ以上にお金がかかる行動、日本の将来を考えての政策というのは、どこに重点が置かれて、どこにお金がかかるのかなということをもうちょっと見直していかないと」と指摘。
そして「派閥が解消、解散されたから、今後良くなるがどうかは全く疑問です」と自身の考えを話した。