大友康平「俺は不死身なのだ!」 腎臓腫瘍で3月ライブツアー中止 2月中に手術予定

2024年01月19日 05:00

芸能

大友康平「俺は不死身なのだ!」 腎臓腫瘍で3月ライブツアー中止 2月中に手術予定
腎臓の腫瘍の摘出手術を行う大友康平 Photo By スポニチ
 ロックバンド「HOUND DOG」のボーカル大友康平(68)が腎臓の腫瘍の摘出手術を受けるため休養し、3月に開催予定だったバンドのライブツアーを中止することが明らかになった。所属事務所が18日、発表した。
 所属事務所によると、昨年11月に受けた定期健診で「気になる所見が認められた」という。自覚症状はなく、その後も活動を続ける中で検査入院し、腎臓の腫瘍が確認された。現在入院はしていないが、今後再び検査入院する。結果次第では2月中には手術を受け、早期の回復を目指す。

 これに伴い、3月に仙台、大阪、東京で全5公演を予定していたツアーは中止。振り替え日程やチケットの払い戻しなどについては調整している。

 大友もブログを更新し「日頃より体調にはいつも注意してきたのに…なんで俺なの? そんな思いにさいなまれて、かなりへこんでしまいました」と正直な思いを吐露した。

 昨年11月25日~12月3日に東京・明治座で開催された「第2回 ももクロ一座特別公演」で初舞台に挑戦し、12月には埼玉県警西入間署で一日署長を務めるなど元気な姿を見せていた。同月の本紙取材には、持ち前の張りのある声で「(25年に迎える)45周年に向けて、24年はステップとして盛り上げていきたい」と意気込んでいた。

 そんな状況での悔しい休養となったが「運命は受け入れなくてはなりません!」と前向き。「人生はロックンロールだ!山あり谷ありの波瀾(はらん)万丈!こそ生きざまだぜ! ロックンロール・ネバー・ダイ! 俺は不死身なのだ!(ちょっと気張ってみました…笑い)」と大友節で病に打ち勝つことを誓った。

 ≪片方摘出しても生活に支障なし≫腎臓の腫瘍摘出手術について、西武学園医学技術専門学校東京池袋校の中原英臣校長は「仮に片方の腎臓を摘出した場合でも、残った腎臓が正常に働けば日常生活には問題がない」とした。腫瘍はがんの可能性もあり「70代で腎臓がんと診断される人は多い」という。発生の危険因子としては肥満、高血圧、喫煙などが挙げられている。だが「入院期間は2週間ぐらい。転移や再発することがなければ、早々にステージに戻ることができるのではないか」とした。

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