事務所代表ビトタケシ、エスパー伊東さんとのやりとり明かす「一緒に仕事できなかったことが悔しい」

2024年01月19日 13:33

芸能

事務所代表ビトタケシ、エスパー伊東さんとのやりとり明かす「一緒に仕事できなかったことが悔しい」
エスパー伊東さん Photo By スポニチ
 16日に死去したことが分かった、元お笑い芸人のエスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとう・ますお)さんの死因がてんかん重積(じゅうせき)だったと、所属事務所「オフィス庄屋」が19日発表した。
 「オフィス庄屋」の代表を務めるお笑い芸人ビトタケシ(60)が取材に応じ、エスパーさんの死を悼んだ。

 ビトがエスパーさんと最後に会ったのは今月6日。病院から「容体が良くない」と知らせを受け、急いで会いに行ったという。「会話は難しい状態だったが、目が開いていて元気そうな表情には見えて少し安心した」と振り返った。だが、16日に突然訃報が届き「ただ驚きました…」と声をひそめた。

 エスパーさんは2019年1月から「右変形性股関節症」を理由に休業に入った。その後、多発性脳梗塞を発症した。ビトは「本来はファイルを整理するなどきれい好きなのに病気(多発性脳梗塞)になってから、部屋が散らかっていて足の踏み場がないくらいになってしまった」とエスパーさんの変化を述べた。コロナ禍前から施設に入り、長期にわたりリハビリ療養し入退院を繰り返しており、最後に入院したのは昨年11月27日だったという。

 2人は40年来の友人。家が近いこともあり、よく飲み歩いていたという。「酔っ払って交番にいる彼を迎えに行ったりしたのはいい思い出」と昔を懐かしんだ。

 18年ごろに、エスパーさんから「事務所に入りたい」と言われ、ビトは快く受け入れた。「一緒に仕事をしよう」と意気込んでいたが、エスパーさんは当時すでに右変形性股関節症を患っており、仕事が難しい状況だった。そこで、絵が好きだったエスパーさんは絵に取り組むことになり、18年の国際美術大賞展では都議会議長賞を獲得。ビトは「1度賞をとってくれたことが本当に嬉しかった」と話した。ただ、エスパーさんの事務所加入時の誓いだった「一緒に仕事をやろう」が最後まで叶わなかったことに「やっぱり悔しいです…」とエスパーさんを偲んだ。

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