20日開幕の王将戦前夜祭 対局に向けて意気込み 藤井王将「積極的な将棋を」 菅井八段「2日間全力で」

2024年01月19日 19:28

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20日開幕の王将戦前夜祭 対局に向けて意気込み 藤井王将「積極的な将棋を」 菅井八段「2日間全力で」
<第73期ALSOK杯王将戦第2局・前日>前夜祭で子供達から花束を贈呈された藤井王将(左)と菅井八段(撮影・大城 有生希、西尾 大助、光山 貴大、藤山 由理) Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負の第2局が佐賀県上峰町の老舗料亭「大幸園」で20日から始まるのを前にした19日、同町内で前夜祭が行われた。
 関係者や町民ら約400人が来場。万雷の拍手で迎えられた両対局者は、それぞれ熱く意気込みを語った。藤井は「上峰町に呼んでいただくのは今回で3回目。昨年はこの場所でタイトルを防衛することが出来た。翌日の(勝者の)記念撮影でウナギのつかみ取りを体験したということも含めて記憶に残る一局になっている」と羽生善治九段と対峙した昨年の対局を振り返った。

 20日から始まる対局については「持ち時間8時間で2日間の長い闘いになりますので、一手一手深く考えて積極的な将棋を指せるように頑張りたい」と力を込めた。

 一方の菅井は「また勝負が始まるということで、良い緊張感でいます」と対局に向けて準備は万全。「自分に出来ることは精一杯力を発揮して良い将棋を指すことだと思う。2日間全力で頑張ります」と意気込みを語った。

 前夜祭では特別抽選会も行われ、両対局者がプレゼンターを担当。両対局者自ら抽選箱から当選番号の書かれた紙を引き、当選者に直筆サイン入りの色紙を手渡した。

 昨年、前人未到の8冠を達成した藤井に、王将戦7番勝負初登場の菅井が挑む今シリーズ。今月7、8日に行われた第1局は藤井が先勝し、ここまで1勝0敗。勢いそのままに藤井の連勝となるのか、はたまた菅井が前局の借りを返し対局成績をイーブンへと戻すのか。注目の対局が目前に迫っている。

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