清原博氏 岸田派解散方針に「この動きはいいと思う」「派閥政治の脱却」麻生、茂木両派を切った可能性指摘
2024年01月19日 15:59
芸能
19日も「国民の疑念を払拭し、信頼を回復するために政策集団のルールを考えなければならない」と官邸で記者団に述べ、岸田派を解散する意向を重ねて表明した。
今回の派閥解散方針について、他派閥の幹部に根回しがなかったという情報もあり、元衆院議員の金子恵美氏が「麻生さんと茂木派は岸田政権を支えてきた方々なわけですよね。さらに言うと今回、“派閥イコール悪”みたいなレッテルを貼られてしまうと、今までこの2派閥が正しくやってきたのに、なかなか具合が悪くなりますよね。けれども辞める理由がないですよねってことになると、どうしようってことだと思います」と言及した。
だからこそ、麻生派、茂木派から“岸田おろし”がはじまる可能性もあるとし「支えてきた人たちが、今度の総裁選をどう考えるのかってところだと思います。実際に実はもう動いてるらしいんですよね。永田町では次の顔、岸田さんでは戦えないって動いてた人たちが、加速度的にもしかしたらやるかもしれないし、それが古いやり方だからダメだって岸田さん、むしろそっちを打ち出して国民世論に訴える可能性もあります」と述べた。
清原氏は「私は麻生さん、茂木さんが今まで政権支えてきたのに何やってるんだって怒りがあるのも分かるんだけど、今まで考えたら麻生派、茂木派が支えてくれたから、その代わり官僚ポストをいくらか渡しますって裏交渉みたいなことをやってるじゃないですか。国民からはそう見えるわけですよね。それこそまさに派閥の弊害だと思う」ときっぱり。
続けて「やっぱり派閥の支持を得たからポストあげますよってやり方じゃなくて、それこそ適材適所やってほしい。たとえ麻生派や茂木派の指示が得られなくても2つの派閥を合わせても110人なんですよ国会議員は。無派閥は75人もいるんですよ。もし安倍派も二階派も解散すれば、無派閥の方が圧倒的に多いわけですよね。無派閥の議員から指示を得られれば、もしかしたら岸田さん総裁選で再選するかもしれない。国民の世論が支えてくれたら、それでもいいかもしれない。としたら、麻生派、茂木派を切ってしまってもいいかもしれないって判断があったかもしれない」と岸田首相が麻生派、茂木派を切ろうとした可能性もあるのではとした。
そして「それこそまさに派閥政治の脱却。私はこの動きはいいと思います」と持論を口にした。