フジ報道局編集長「3千万円で線を引いた。2千万円とされる橋本聖子議員はおそらく立件されない」
2024年01月19日 14:03
芸能
安倍派から多額の還流を受け、収支報告書に記載していなかった大野泰正参院議員(岐阜選挙区)や谷川弥一衆院議員(長崎3区)も刑事訴追し、一斉に処分する。関係者によると、安倍派も二階派も、パーティー券の販売ノルマ超過分を収支報告書の収入に記載せず、議員側に還流していた。安倍派は支出にも記載しておらず、受領議員側も収入として書いていなかった。
2018年以降の5年間で、安倍派では約6億円が裏金になった可能性がある。二階派の不記載は億単位に上る見込み。岸田派では18~20年の収支報告書に計約3千万円の不記載があった。どの議員が販売したのか不明なパーティー収入が除外されていたという。
特捜部は安倍派を重点的に捜査し、実力者「5人組」を含む幹部7人を任意で事情聴取したが、いずれも立件を見送る。
平松氏は「きょうあすで1番のキーワードになるのが3000万円。どこかで(立件の)線を引かないといけない。これくらい多くの関係者がいるので。過去の同じような政治資金の事件と考慮しつつ、今回の関係者の事情聴取を重ねて、線を引いたのが3000万円。だから岸田派の会計責任者も立件する。議員としての二階さんの秘書についても3000万円だから立件される。ということは1000万円や2000万円のケースは立件しない。3000万円のラインを引いたのが昨日」と解説。谷原章介が「3000万円以下、2000万円と言われている橋本聖子議員あたりは立件されないんですか?」と聞くと、「2000万円とされる橋本聖子はおそらく立件されない」と答えていた。