松原耕二氏 岸田氏“増税ではない”少子化対策で国民1人当たり500円負担に「しれっと保険料から…」

2024年02月11日 10:24

芸能

 TBSの松原耕二キャスターが11日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。政府が少子化対策の財源として国民1人当たり500円を負担させる方針についてコメントした。
 異次元の少子化対策を掲げている岸田政権はこれまで、国民負担は実質ゼロと説明してきたが、国民1人につき月平均500円弱の負担になると説明。岸田文雄首相は、歳出改革と賃上げなどを理由に「実質的な負担は全体として生じない。事実上の子育て増税だというご指摘には当たらない」などと説明しているが、野党からは「事実上の増税」と批判の声が噴出した。負担は26年度から段階的に始まり、医療保険料に上乗せされる。

 物価高騰や円安など、国民にとって厳しい状況が続く一方で、自民党派閥議員の裏金事件など、信頼を損なっているタイミングで明かした実質増税。SNS上には「年間6000円の増税じゃん」「賃上げは企業がやること」「子育ての為って言えば大義になると思ってるのか せめて裏金問題をクリアにしてからでしょ」「裏金を裏金と言うなとか 実質増税を増税と言うなとか もうそういう誤魔化しはやめろや」と、厳しい批判が相次いでいる。

 松原氏は「増税というと大騒ぎになって支持率が下がるかも知れないというのが怖い。だからこっそりと言ったらなんですけど、しれっと保険料から天引きでちょっとずつ取ったら分かんないんじゃないの、気付かないんじゃないのというのに近い感覚で取ろうとしているのでは。これは実質、増税」と指摘。そして「と同時に歳出改革と賃上げで負担増にならないと言っているんですけど、いまだにインフレが続いているので、日本は実質賃金がずっとマイナスなんです。堂々と少子化って大事だから訴えて税金でくださいと言った方がまだ筋が通る」と自身の見解を述べた。

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