大竹しのぶ 故・中村勘三郎さんとの秘めた恋「2人でデートするのが嫌だから、いつも誰かを連れて」
2024年02月11日 17:27
芸能
2人は77年上演の音楽劇「若きハイデルベルヒ」で初共演。女性と舞台に立つことがない歌舞伎俳優の勘三郎さんにとって、その共演は特別な経験になったようだ。大竹は「20歳で、哲明(勘三郎)さんが22歳の時。悲恋物語で、その物語を演じると、誰もが恋に落ちるというジンクスがあって。だから哲明さんも、こうなっちゃって」と、勘三郎さんが大竹に前のめりに思いを募らせていったことを明かした。
勘三郎さんからの誘いにも、大竹は2人きりでの逢瀬を好まなかったという。「私は2人でデートするのが嫌だから、いつも誰かを連れて行って、遊園地に連れて行ってくれて。後楽園も、谷津遊園も。いつもお弁当を持って来てくれたんです」。父の意外な気遣いに、七之助は「へえ~、まめだなあ」と感心。しかし、渡辺は「あれでしょう?お手伝いさんに作ってもらったお重ってやつでしょう?」と裏事情を暴露し、場を笑いに包んだ。
しかし、舞台とともに2人の関係は終わったという。大竹は「でもその舞台が終わったと同時に、疎遠にしていた恋人のところに彼は帰って行った」と打ち明けた。さらに「(勘三郎さんが)“今さら何だ!”って、荷物を全部投げられた」ともぶっちゃけた。その後、勘三郎さんは別の女性と結婚。大竹は「“大竹、ありがとう”って(言われた)」と、勘三郎さんから感謝されたことを明かした。