中村七之助 父・勘三郎さんからカミナリ落とされまくった大河現場「引かれるくらい怒られて…」
2024年02月11日 18:14
芸能
七之助は当時の収録について、「めちゃくちゃ優しかったですからね、しのぶさん」と感謝。大竹は「お父さんが厳しかったからね」と返した。
幼少期から勘三郎さんの厳しい稽古を受けてきた七之助。大河の現場でも「引かれるくらい(勘三郎さんに)怒られてましたよね」というほど、カミナリを落とされまくったという。
その中で、あるリハーサルの日の一幕を回想した。「緊張するわけですよ。横に柄本(明)さんもいるし、大先輩たちの前で本当に緊張して。ぜんまい仕掛けみたいな(動きになって)。お茶を持って来るシーンかな?ぜんまい仕掛けみたいに動いたら、“お前、何だそりゃ!気持ち悪い”とか言われたり、“舌、ぺろっと出しただろ!”とか。ホントに、そんなに怒る人、見たことないんですよ、テレビの方」。周囲がドン引きするほど、怒られていたという。
七之助は「僕はポロポロポロ…みたいな」と、ジェスチャーで悔し涙を表現した。「そのくらい、怖いから」。そんな時にフォローしてくれたのが、大竹だったという。「そしたらね、1人、しのぶさんだけが“大丈夫だよ、大丈夫だよ”って毎日言ってくれて。あれは忘れない。本当に怖かった」。大竹も「自分の芝居より、たかちゃん(七之助)の芝居が気になって、自分の芝居どころじゃなくなってたね」と振り返っていた。