中村七之助 父・勘三郎さんからカミナリ落とされまくった大河現場「引かれるくらい怒られて…」

2024年02月11日 18:14

芸能

中村七之助 父・勘三郎さんからカミナリ落とされまくった大河現場「引かれるくらい怒られて…」
中村七之助 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の中村七之助(40)が、11日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演し、NHK大河ドラマでの父子共演を振り返った。
 この日は女優の大竹しのぶ(66)、女優で劇作家・渡辺えり(69)と3人でのクロストーク。七之助は大竹との共演を振り返った。99年の大河「元禄繚乱」で、父の故・中村勘三郎さん(当時・勘九郎)が大石内蔵助役で主演。大竹は妻りく、七之助はその嫡子の大石主税役で、3人が共演した。

 七之助は当時の収録について、「めちゃくちゃ優しかったですからね、しのぶさん」と感謝。大竹は「お父さんが厳しかったからね」と返した。

 幼少期から勘三郎さんの厳しい稽古を受けてきた七之助。大河の現場でも「引かれるくらい(勘三郎さんに)怒られてましたよね」というほど、カミナリを落とされまくったという。

 その中で、あるリハーサルの日の一幕を回想した。「緊張するわけですよ。横に柄本(明)さんもいるし、大先輩たちの前で本当に緊張して。ぜんまい仕掛けみたいな(動きになって)。お茶を持って来るシーンかな?ぜんまい仕掛けみたいに動いたら、“お前、何だそりゃ!気持ち悪い”とか言われたり、“舌、ぺろっと出しただろ!”とか。ホントに、そんなに怒る人、見たことないんですよ、テレビの方」。周囲がドン引きするほど、怒られていたという。

 七之助は「僕はポロポロポロ…みたいな」と、ジェスチャーで悔し涙を表現した。「そのくらい、怖いから」。そんな時にフォローしてくれたのが、大竹だったという。「そしたらね、1人、しのぶさんだけが“大丈夫だよ、大丈夫だよ”って毎日言ってくれて。あれは忘れない。本当に怖かった」。大竹も「自分の芝居より、たかちゃん(七之助)の芝居が気になって、自分の芝居どころじゃなくなってたね」と振り返っていた。

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