「ふてほど」昭和MCズッキー 実は紳士的「ビジネス不適切」サカエ&ネット感心!6股の令和MCと対照的

2024年02月11日 18:30

芸能

「ふてほど」昭和MCズッキー 実は紳士的「ビジネス不適切」サカエ&ネット感心!6股の令和MCと対照的
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第3話。昭和の深夜番組のMC、ズッキーこと鈴木福助(秋山竜次)(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月9日、第3話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第3話は、小川市郎(阿部サダヲ)は再び昭和へ。一人娘の純子(河合優実)たちが待つ自宅に戻る。一方、令和の犬島渚(仲里依紗)と秋津くん(磯村勇斗)は向坂サカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者・井上昌和(三宅弘城)と対面。過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性について聞かされる。そして、純子は昭和の過激なバラエティー番組の挑戦者に。市郎とサカエもスタジオに付き添う。渚は先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こったスキャンダルに巻き込まれ…という展開。

 昭和と令和のテレビ番組を舞台に「セクハラ」への問題提起が描かれた。

 昭和の深夜番組「早く寝ナイト チョメチョメしちゃうぞ」の収録。ゲーム企画「勝ち抜き食い込む相撲」の最中、純子が倒れる。

 番組MCで行司役のズッキーこと鈴木福助(秋山竜次)は「触るんじゃない!キャメラ止めろ!まず男の人出ましょう、いったん。で、ブルーシートで彼女を隠して。女性の方、スタッフ、肉襦袢のファスナー下ろして、氷で後頭部冷やしてあげましょうか。で、仰向けに寝かしてあげて。脳震とうだから」などと的確な対応。サカエは「凄い、紳士的」と感心。ズッキーは市郎に「ご心配をお掛けしました、お父さん」と声を掛けた。

 収録前にはサカエのお尻を触るなど、傍若無人と思われたズッキーだが、実家は代々婦人科の医師。SNS上には「セクハラ丸出しのズッキーが純子ちゃんのピンチの時に紳士的な対応をして、清潔感が売りの(令和の番組MC)堤(山本博)が実は6股男だったっていう描写が最高」「是非、ズッキーのスピンオフを作ってほしい」「カメラの前だとめちゃくちゃ不適切にふざけてるのに、カメラから外れるととても冷静で紳士。一瞬好きになってしまいましたよ」「ロバート秋山。大河ドラマ『光る君へ』の藤原実資も最高だし、振り幅が素晴らしすぎる」「昭和の不適切タレントが実はビジネス不適切でプライベートは紳士だし、令和の誠実そうなタレントは実はプライベートが不適切。人は見た目じゃ分からないってことね」などの声が上がった。

 次回は第4話「既読スルーしちゃダメですか?」(2月16日)が放送される。

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