俳優の役所広司(68)が25日、都内で主演映画「PERFECT DAYS」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。
映画は公開2カ月で動員数70万人、興行収入は10億円を突破。80以上の国と地域で公開されている。会場では、メガホンを取ったビム・ベンダース監督(78)の全世界興行収入が代表作の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を超えたことも発表。役所は「監督に恩返しができた」と目を細めた。東京・渋谷でトイレの清掃員(役所)をする男の1日を追いかけた作品は、米アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネート。3月10日(日本時間11日)に開催される授賞式に駆けつけるという役所は「ここまで来たら、もちろん1等賞は獲りたいんですけど、世界中の仲間たちと楽しみたい」と目を輝かせた。