ミス慶大出身の美人元アナ・高橋茉莉氏 異例“立候補取り消し”騒動…号泣暴露から一転、まさかの政界引退

2024年02月26日 09:20

芸能

ミス慶大出身の美人元アナ・高橋茉莉氏 異例“立候補取り消し”騒動…号泣暴露から一転、まさかの政界引退
国会内で会見した高橋茉莉氏(右)と国民民主党の玉木雄一郎代表(撮影・安田 健二) Photo By スポニチ
 国民民主党は26日、衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に関し記者会見を国会内で開く。公認予定だった元会社員の新人・高橋茉莉氏(27)の内定取り消しを発表しており、詳細を説明する。玉木雄一郎代表は「法令違反の恐れがある事実が確認された」としている。高橋氏は自身のSNSで意見を記した。
 東京15区補選は、東京都江東区長選を巡る公選法違反の罪で起訴された柿沢未途被告の辞職に伴い実施される。日本維新の会と共産党がそれぞれ新人の擁立を決め、自民、立憲民主両党も擁立を検討している。

 国民民主は高橋氏の擁立を予定していたが、25日に法令に抵触するおそれがあるとの理由で取り消しを発表した。

 高橋氏は25日、自身のSNSで「私、高橋茉莉は衆議院東京第15区補選におきまして国民民主党から、“立候補を断念しろ”と言われ、涙を飲んで引き下がることに致しました」と主張。「理由は、ラウンジで働いていた過去があるからです」と説明し、「生活保護を経験し、頑張って奨学金で慶應を卒業しましたが、多額の返済が残りました」と吐露。インスタグラムでは「一時期生活保護を受け、お金に困ってた時期があります。その時期にラウンジという夜のお店で一生懸命働きました」などと、涙ながらに経緯を語った。

 党からは「ラウンジのみならず、私の税金関係や過去について国民民主党として懐疑を持たれていた」といい「補選という短期戦ではもう対応・応援しきれないから、体調不良という理由で辞退してもらえないか、という打診でした」と打診があったことを告白。「底辺で頑張る女子は一生チャレンジすら許されないのでしょうか」と主張していた。

 一方、国民民主の玉木代表は、自身のXを通じ「東京15区の我が党の公認候補予定者に関し、法令に抵触するおそれのある事実が明らかになりましたので、明日10:30から選対責任者が会見を開き説明します」とした上で、「なお、国民民主党はラウンジ等に勤務していたことで出馬辞退を求めるようなことはありません」と、高橋氏の訴えを否定。「ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません」と呼びかけた。

 その後、高橋氏はXに「生活保護を受給しながら、ラウンジ勤務をしていたらというのは、事実と異なります」とし、「政界を引退するためしばらくこのアカウント・SNSを休止します」と政界からの引退を表明。「最後に、このような形になってしまい申し訳ありません。応援いただいた方々、誠にありがとうございました!」と感謝を記した。

 高橋氏は、慶大在学中の2年生時に推薦を受けて「ミス慶應コンテスト」に出場。ファイナリストに選出されるも、ミスコン主催団体の不祥事を受けコンテストが中止となっていた。その後、2018年度のミス日本東日本代表に選出され、同年から芸能事務所に所属。2019年にプラチナムプロダクションに移籍し、タレントとして活動していた。

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